家庭菜園のオクラは苗から?それとも種から?オクラの育て方
2018.3.28
オクラは疲労回復や免疫力が上がるなど健康的な食材と言えます。ビタミンや食物繊維を含むオクラはお腹の調子を整えてもくれますよ。
そんなオクラを家庭菜園で育てたい!上手に育てるには、種ではなく苗から育てたほうがいいのでしょうか?
柔らかいオクラを育てる方法とは?オクラを育てるときのコツやポイントを紹介します。
この記事の目次
家庭菜園でオクラを育てるなら苗になるまではポットで
オクラといえば、健康的な食材というイメージがありますね。
オクラの栽培方法をみていきましょう。
アフリカ原産のオクラは高温が好きです。
畝を立ててから、透明のマルチを張り、地温を上げておくと良いですね。
オクラの種まきや育苗について
9cmポットに3粒ずつまきます。
深さは1cm程度です。水をしっかりとあげましょう。
発芽したら1本に間引きします。元気な苗えお残しておきましょう。
ビニール温室などで育てるのがオススメです。
育苗での育てかたのポイントは・・・?
- 高温になりすぎもよくないので、温度に注意して日光に当ててあげましょう。
- 水やりは朝にやりましょう。
- 畑なのに直にまく場合は、5月中旬から6月中にかけてが最適です。
時期が早いと温度は低いですし、遅いと成長が間に合いません。
土作りポイントは・・・?
堆肥や元肥を入れて畑をおこします。植え付け作業をする2週間前には済ませておきましょう。
家庭菜園でオクラを苗から育てるときのポイント
オクラを育てるときのコツやポイントを紹介します。
オクラは成長が早いので、実が柔らかいときに収穫しましょう。
育てやすい品種とは?
「アーリーファイブ」や「グリーンスター」などです。
実の切り口の部分が五角形になっているのをよくみかけますね。
他に切り口が丸い形をした「エメラルド」などの人気があります。
オクラは高温を好みますので、20~30℃くらいのは強いです。逆に10℃以下になってしまうと成長が不良状態になってしまいます。
オクラは背丈が高くなりますので、のびていく成長に合わせて支柱を立ててあげましょう。
特にプランターで育てる場合は、根が張りにくいのでオススメな方法です。
ポットで種を撒き育苗したら、気温が上がってきたころをみて定植しましょう。
初心者の場合は、ホームセンターなどで苗を購入するといいでしょう。
苗の選び方は、大きく育ているものよりも本葉が3~4枚あるものがオススメです。
緑色が濃いものや、葉がつやつやしているものがいいですよ。
家庭菜園でオクラの苗を畑に植えたあとは?
苗の本葉が2~3枚になったら、畝に植えていきます。
株の間は35~40cmくらいを目安にします。2列作り、畝に根鉢と同等の穴を掘ります。
水はたっぷりとあげてください。
根鉢を壊さないようにして、静かにポットから苗を取り出して植えていきます。
植え終わったら、周囲の土を寄せ集めて安定した状態にします。
追肥と土寄せも大事です。
植え付けたあと、2~3週間に一回くらいの頻度で化成肥料などで追肥をします。
株のところに土を寄せて株を安定させてください。
オクラはどんどん実とつけていきますので、追肥を切らさないようにしましょう。
さてまちに待った収穫です!
夏にお始めのころにもなると、花が咲きます。1週間もするとオクラの実は7~8cmくらいになっているでしょう。
このくらいのやわらかい状態でハサミで切って収穫します。
家庭菜園のオクラ収穫と下の葉とり、病害虫について
オクラが成長したら・・・収穫と下の葉とりについて紹介します。
オクラの収穫の下葉取りについて
収穫したあとは、サヤの付け根のところにある葉っぱと、その下の葉っぱは全部ハサミでカットしてください。
カットすることで風通しがよくなり、害虫予防にもなりますよ。
オクラの収穫方法について
ハサミで付け根の部分をカットします。株に負担がかからないように、小さな実も収穫します。
開花してから、1週間~10日くらいが収穫に適しています。収穫が遅くなると残念ながら固くなってしまいます。
オクラの病害虫
付きやすいのがアブラムシなどです。たまに毛虫がついていることがありました。実に影響はありませんでした。
オクラはビタミンや食物繊維が豊富です!お腹の調子を整えてもくれますので家庭菜園にもオススメです。
家庭菜園で柔らかいオクラを育てるには?
オクラは体にも良い食材なので、美味しい状態で育てたいですね。柔らかいオクラを育てるにはどうしたらいいのでしょうか?
オクラが大きくなり過ぎてしまわないように、1か所に何本かを植えます。
肥料をやり過ぎないのもポイントです。
基本は肥料はそんなに必要としません。肥料をやりすぎることで大きくなり過ぎてしまいます。
反対に、肥料がたりなくてもなかなか成長ぜずにかたくなってしまうこともあります。
私の育てた経験で言いますと、肥料のやり過ぎというよりも水やりが足りなかったと思います。
もちろん肥料も関係はありますが、水分の多さによっても野菜の成長には影響があると思います。
水や肥料は適量が一番だと思います。
またオクラが大きく育っても固くなりにくい品種もあります。「島オクラ」というそうですよ。
オクラを育てて、夏バテ防止にも役立ててくだいね。