仮免実技試験は減点ポイントを押さえておけば怖くない!
2018.3.28
仮免実技試験を受ける時、誰もが緊張するでしょう。「一回で合格したい。」そう思うからかもしれません。
そのために必要なのは、減点されるポイントを押さえておくことです。どんな運転をしたら何点引かれるのか、それを理解することが重要になります。
これで合格間違いナシ!仮免実技試験で減点となるポイントについて詳しく説明します。
この記事の目次
仮免と実技でこんな運転をすると減点される?その一例をご紹介!
安全措置や運転姿勢での減点では、シートベルト着用なしで「減点10点」。さすがにシートベルト着用なしで仮免に挑む人はいないと思いますが、うっかりしないように!
乗車時や降車時のドア開閉時に安全確認を怠ったり、ミラー類や操作器具のチェックを怠ると「減点5点」になります。
発進の際の減点では、傾斜時などで発進時に後ろへ下がってしまうと減点になりますが、中程度の走行で「減点20点」、小程度の走行で「減点10点」になります。急発進をしたりノッキングや空ぶかししてしまうなど、アクセルのムラがあると「減点5点」になります。課題速度を満たさず維持できないと「減点10点」、発進時や後退時、交差点や踏切など不確認があると安全確認ができてないと判断され「減点10点」になります。
他にも、発進や車線変更、左右折合図をしない戻さないで「減点5点」、ハンドルの大きなふらつきで「減点20点」、車体感覚で「減点20点、5点」など、細かな箇所で減点が付けられることになります。
仮免実技試験で減点されるポイントはこの2つ!
仮免技能試験の減点で圧倒的に多いのが、「左折するときに路肩から離れすぎている」「車線変更・右左折時の安全確認」の2つです。
特に左折時に減点されてしまう人が多いので、ポイントさえクリアできれば、仮免突破ができる可能性は高くなります。
右折と違い左折は先ほどの2つの減点ポイントが含まれているため、左折をマスターすれば合格は見えてきます。
手順としては、
左折交差点の手前50mあたりに差し掛かったら、室内のミラーで後方を確認する。
- すぐに左ウインカーを出す
- ハンドルを切らないまま左後方を目視
- 速度を落としてハンドルを切る前にもう一度左後方を目視
- 路肩から50~80cmをキープするように左折となります。
左ウインカーを出してすぐにハンドルを切ってしまいがちですが、まずはハンドルを切らずに、目視が完了したら前方を向いて、路肩から路肩から50~100cm程度の位置まで寄るよう意識します。左折する直前は、5~10km/hまで速度を落とすようにしましょう
仮免実技試験で減点されないために気をつけること
試験を始める時は、しっかり挨拶をすることも大切です。挨拶をされて不快な人はいませんよね。運転中指示をされたときも必ず返事をしましょう。聞こえているのかどうかも試験管に伝わりませんし、返事をすることで余裕を感じさせることもできます。
発進前の準備段階でルームミラーを確認する場合は、正しい姿勢を保ったまま「左手」で調整します。
動かす必要がない場合もありますが、そのままアクションをしないのではなく、調整や確認を行っていることをアピールするためにも、必ず左手をミラーに添えて、確認しているのが伝わるようにします。
右手で確認すると位置がずれてしまうこともありますし、走行中にミラーを動かすと減点の対象になりますのでご注意ください。
左右のドアミラーの調整が必要なことは殆どありませんが、正しい位置にあるかどうかだけはチェックしましょう。
確認で大事なのは、試験管に確認しているかどうかがしっかり伝わっているかどうかです。目でチラッと確認しただけではわかりにくいので、少し大げさなくらい安全確認を行うことが大切です。ただやり過ぎてしまうと「脇見運転」と判断され減点されてしまうことも。程々を心がけましょう。
仮免と実技は何点以上で合格?エンストした場合はどうなる?
採点方法についてですが、100点満点からスタートし、そこから減点していく方式を採用しているようです。
受験者が減点対象となる行為をチェックし、「後方の安全確認を怠った減点10点」などと採点していくのです。
合否の基準ですが、検定が終了した時点で70点以上あれば合格となるそうです。当然減点ばかりで一発で終了ということもあり得ます。
「特別減点項目」というものがあり、これは1回目は減点の対象とはならず、2回目以降に行うごとに減点する仕組みです。ただし、2回目に限っては本来の原点5点+1回目の分も加算されるため、合計で10点減点になります。
特別減点項目に該当するのは「エンスト」。
1回目は減点されませんが、同じ場所でエンストが4回連続した時点で一発不合格になってしまいます。
また、エンストでも踏切上でしてしまうと一発で不合格になるのでご注意を。
エンストをしないよう意識してアクセルを吹かしすぎてしまうと、今度は”アクセルむら”があるとして減点されます。
直接実技試験を受ける「一発試験」の難易度とは?
公安委員会指定の教習所に通う人が多いですが、直接運転免許センターにて技能試験を受ける方法もあります。
教習時間を省略できますが、難易度が高いので合格するのはとても至難の業です。
低予算・短期間で免許を取得できるのはとても魅力的ですが、初めて運転免許を取得しようとする方向きではありません。
ではどんな方が利用しているのか。
それは、普通自動車免許の免許更新を忘れてしまった方や、交通違反などで免許取消処分を受けた方などです。
過去に運転免許を取得していた方がほとんどですが、それでも合格するのは難しいと言われています。それだけ「一発試験」の難易度は高いのです。
ちなみに「一発試験」という名称はなく、「直接試験場で受験される方」と明記されています。
教習所を利用する場合は、1ヶ月~2ヶ月通って20万円~30万円の費用がかかりますが、一発試験では数日程度通って教習所によって異なりますが、おおよそ2万5千円ほどで済みます。
一発試験は何回でも受験できますが、受験料はその都度支払わなければなりません。
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