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レジ接客の言葉遣いとマニュアル理解してる?終わりが重要!

2018.2.18

レジでの言葉遣いでは、日常の会話を接客用語に正しく変換できなければいけません。
これは、接客の基本であり、マニュアルになります。

また、レジでの接客において言葉遣いが正しくできているだけでも、お客様へのサービスのレベルが上がりますよ!

そこで、レジ接客の言葉遣いについて、マニュアルや気を付けたいポイントなどご紹介致します。

レジの言葉遣いのマニュアル、理解してる?

「バイト敬語」という言葉を聞いたことはありませんか?
バイト敬語とは、表現に違和感を感じる敬語のことを言います。

「○○円からお預かりします」と言われた経験がある人もいると思いますが、本来は「○○円をお預かりします」というのが正しい表現になります。

「どちらにいたしますか?」と言われたことがある経験がある人もいると思いますが、正しくは「どちらになさいますか?」というのが正しい表現になります。

「いたす」というのは謙譲語になり、自分の行為について話す時に使う言葉になりますから、相手の厚意に使用することは不適切ということになるのです。

「レシートのお返しです」という言葉もちょっと変なのです。
レシートは「返す」物ではなく「渡す」ものになりますから、「レシートでございます」が正しい表現ということになります。

レジの言葉遣いマニュアル~お金のやり取り編

レジで接客をされた際に、店員さんから「10万円からお預かりします」と言われてしまうことを不愉快に感じるお客様もいます。

「1万円から」は正しい接客用語ではなく「1万円をお預かりします」というのが正しい言葉になり、「1万円から」と店員さんに言われてしまうと、その後に小銭を出そうとしていても、出せなくなってしまうお客様もいます。

「この店員さんは早く清算を済ませたがっているんだな」とか「清算をせかされているんだな」と思われてしまうこともありますから、このような言葉遣いでお客様に接するのはやめた方が良いですね。

お金を受け取る時は「○○円をお預かりします」というのが正しい言葉遣いになりますから、このことを意識して接客をするようにしましょう。

また、お客さんが丁度の金額を出した場合も「540円丁度お預かりします」と言う人がいますが、丁度の場合はおつりが出ない為に「預かる」という言葉は不適切になります。

この場合の丁度は「頂く」ということになるのです。

レジの言葉遣いでよく使うフレーズ、マニュアルとは?

他にも、接客の時に店員さんが口にする言葉で間違いなものがあります。

  • 「こちらのレジへどうぞ」・・・NG
  • 「こちらのレジで承ります」・・・OK
  • 「そこにないのならないです」・・・NG
  • 「ここに出ているだけしかないです」・・・NG
  • 「申し訳ございません、在庫を切らしております」・・・OK
  • 「1030円とレシートのお返しです」・・・NG
  • 「お先に1000円をお返しいたします、残り30円のお返しと、レシートでございます。」・・・OK

普段、買い物に行って店員さんに接客される時に耳にすることがは、正しい接客用語ではないことがとっても多いです。

実際に接客の仕事をしているという人は、一度接客用語について、しっかり確認してみる方が良いですね。

レジで会計時の言葉使いができるとサービスレベルも上がる?

レジで接客をしている店員さんは、おつりを渡す時に間違えた渡し方をしている人が多いです。

お札と小銭のおつりがあるとき、お札の上に小銭をのせて渡す人が多いですが、これは間違った接客方法になります。

また、受け皿に置いておつりを渡す人もいますが、これも間違ったおつりの返し方になります。

正しい手順は、先にお客様にお札を返して、お客様がお札をお財布にしまってから、残りの小銭を渡すというものになります。

忙しくて混雑している時にこんな風に丁寧な接客をするのは大変かもしれませんが、「あのお店の店員さんは接客態度が悪い」と言われてしまうと、お店の評判を落としてしまうことになりますから、おつりの受け渡しくらいは感謝の気持ちを込めて行う方がよいでしょう。

また、笑顔が素敵な店員さんは、お客様からも良い印象を持たれます。

素敵な笑顔で接客を行い、良い気持ちで買い物を終えてもらえるように頑張りましょう。

レジ接客は終わりが重要!お客様とのコミュニケーションを!

レジでの接客は、お客様が買い物を終えて一番最後に受ける接客になります。

最後の印象が、お店全体のイメージを決めることにもなりますから、レジで精算をする時はきちんとした接客マナー出接客をすることが大切になります。

お金の受け渡しをする際、乱暴に行うととっても悪い印象を持たれてしまいます。

ですから、お金を渡すときは、しっかりと両手を使ってお客様に渡すようにしましょう。

忙しいと、このことを忘れて乱暴な受け渡しをしてしまう店員さんが多いですが、最後のこの接客をしっかりと行うことで、お客様から持たれる印象も良くなります。

そうすると、お店に対する印象も良くなりますので、きちんと笑顔で接客をしましょう。

「終わり良ければすべて良し」ということわざもあるように、最後の接客をしっかり行うことで、全体の印象を良くすることができますよ!

今までの接客マナーがいまいちだったなと思う人がいるのなら、お店の為にもマナーを見直してみることが大切です。

この記事の編集者

INTELIVIA

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