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ヨーグルトを牛乳で増やす!種類や方法、注意点について

2018.2.17

ヨーグルトを牛乳で増やすことが出来ないのか考えたことってありませんか?

市販のヨーグルトは牛乳で増やすことが出来るのでしょうか?ヨーグルトにはいろいろな種類があって増やすことができるものとできないものがあります。

そんなヨーグルトの種類や効果、注意点についてなどご紹介します。

市販のヨーグルトを牛乳で増やすことはできるの?

市販のヨーグルトを種菌にして自宅でヨーグルトを作ることができます。

ですが、一口にヨーグルトと言っても、「ヨーグルトと言う菌が一種類」と言う訳ではないのです。

ヨーグルトにも様々な種類の「菌」が存在して、自宅で簡単に増えない菌と言うものも存在します。

ヨーグルトを販売している会社としては、時間とお金をかけて開発したヨーグルト菌を、簡単に自宅で作れては商売あがったりですよね?
ですから、単純に、ヨーグルトに牛乳を混ぜて暖かいところに一晩おいておけば、簡単にヨーグルトになるというものでもないのです。

ヨーグルトになったように見えても、肝心の菌が増えていなかったり、風味が全く違うものに仕上がることもあります。

ヨーグルトになったからと言って、菌が増えているとは限らないことに注意しながら、自宅でヨーグルトを作るようにしてください。

種菌粉末を使って牛乳で増やすカスピ海ヨーグルトについて

カスピ海ヨーグルトと言うヨーグルトを知っていますか?
一般的なヨーグルトと違う点は、酸味が少なく、粘り気があるところです。

これは、長寿国として国際的にも知られているヨーロッパ東部の『コーカサス地方』で食されていたヨーグルトです。

これを京都大学の名誉教授が日本に持ち帰り疫学研究を行っていたようです。
その際に、自宅で増やしながら食べていて、時に知人へ分けていたりしました。
それから、人づてに広まり現在に至るそうです。

このカスピ海ヨーグルトは粉末の種菌が販売されているので、牛乳からヨーグルトを一定の菌を保ちながら作ることができます。
また、菌が増える温度も20度から30度と低いので、ヨーグルトづくりが失敗しにくいのだとか。

この、プルプルとろとろしたヨーグルトを、自宅で是非作ってみてくださいね。

牛乳で増やすことが出来るカスピ海ヨーグルト。その効果とは?

カスピ海ヨーグルトは、コレステロールを減少させたり、食後の血糖値の上昇を抑制させたり、免疫細胞を活性化させるなどの効果があると言われています。

諸説ありますが、カスピ海ヨーグルトは食後に食べるのが、最も良いとされています。
また、朝食後と、夕食後の一日に2回に分けて食べると効果的だそうです。
一日に400ml位摂取するのが理想だと言われていますが、毎日食べ続けることが重要ですから、自分にムリのない量を食べるようにしてくださいね。

いくら、健康に良いと言ってもイヤイヤ食べては効果は得られないと思います。

よく言われますが、何かを一つずっと食べ続けたからといって健康になれるわけではありません。
自分が美味しいと思うものを美味しく食べるようにしましょう。

ヨーグルトを牛乳で増やす時の注意点について

「菌」を増殖させるため、使用する調理器具や保存容器は必ず熱湯消毒しておきましょう。
保存容器だけではなく、材料を混ぜるためのスプーンや軽量のためのボールや計量カップもです。
また、牛乳は常温に戻しておくとヨーグルト作りの成功率がアップします。

牛乳については新しい牛乳を使用します。
また、作ったヨーグルトの賞味期限は1週間です。
1週間経たなくても、作ったヨーグルトから異臭がしたり、変な色に変色していたり、異様な塊などができていたら、絶対に食べてはいけません。

ヨーグルト菌だけを、上手に増やすことができるとは限りません。
もしかしたら、作っている最中に雑菌が混入し、雑菌が繁殖してしまうこともあります。
ヨーグルトの菌を増やすために、30度くらいの温度が保てる場所にヨーグルトを置いておく必要があり、その時に増えてはいけない雑菌が増えてしまう可能性もあるのです。
ですから、ヨーグルトを作る際には、最新の注意を払い、作った後も食べる時には気を付けるようにしましょう。

ヨーグルトに含まれる菌について

ヨーグルトの菌と言えば、「ビフィズス菌」や「乳酸菌」が思い浮かびますよね?
この、乳酸菌やビフィズス菌と言う菌は2種類だけではありません。

乳酸菌の中にも、何百もの種類の菌が存在し、ビフィズス菌の中にも何百と言う種類の菌が存在しているのです。

乳酸菌の中でも、メジャーなのが『ラクトバチルス属ガセリ菌』です。
この菌は、酸に強く、胃酸で乳酸菌が解かされることはありません。
よく聞く「生きたまま腸まで届く」と言う特徴があります。
生きたまま腸まで届くので、さらに腸の中で発酵を続けてくれるそうです。

カスピ海ヨーグルトの種菌は『ラクトコッカス属クレモリス菌』と言う菌で、こちらも酸に強く、生きたまま腸まで届くのが特徴となっています。

最後に世界で初めて発見されたと言われている『ビフィズス菌』

こちらは、腸だけではなく、胃の粘膜を保護したり、コレステロールを吸収したり、美容効果などが期待できるヨーグルト菌です。

発酵食品が体によいのはわかっていますよね?
意識的にヨーグルトを食べるようにしてみてはいかがでしょうか。

この記事の編集者

INTELIVIA

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