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モンステラの新芽が小さい?モンステラの育て方を知ろう

2018.2.16

観葉植物で人気のモンステラ。大きな葉っぱが特徴ですよね。でも育てているモンステラの新芽がやけに小さい…どうして?

日当たりや水やりのタイミングは大丈夫?もしかすると植え替えの必要な時期を過ぎて根づまりを起こしているのかも。

剪定や切り戻しで出る液体はかぶれの原因になるので要注意。おうちでモンステラを楽しむために育て方や増やし方をご紹介します。

100均の小さいモンステラでも世話しだいでどんどん新芽は出る

観葉植物として人気の高いモンステラは、熱帯アメリカ原産のつる性植物。

約30種類ほどが知られていて、一般的に流通しているのは室内で育てやすい小型のアダンソニー(ヒメモンステラ)など。

苗のときはハート形をしている葉が、成長すると葉脈にそって切れ込みが入り、穴が開いていきます。

独特の葉の形状から人気があり、ハワイでは「湧き出る水」とも呼ばれ古くから親しまれています。

風水では金運アップのアイテムとしても人気で、100円ショップで売られていることもあります。

暑さに強く、日本の高温多湿の気候に適していて、日陰にも強いため室内での生育にも向いています。

ただ、冬期の寒さには要注意。最低でも5℃以下には下がらない場所に置いてください。

100円ショップの小さなモンステラでは、すぐに枯れてしまうのでは?と思うかもしれませんが、気軽に挑戦するにはちょうどいいのではないでしょうか。

もともと丈夫な植物なので、きちんと世話をすれば大きく育てることができます。

新芽の小さいモンステラを元気に大きく育てるための基本

モンステラの普段の管理について

モンステラは葉が大きいためホコリが積もりやすいので、数日に1回程度は掃除しましょう。そのとき、枯れた葉を見つけたら取り除きます。

モンステラの水やりについて

  • 室温10℃以上の場合

春から秋はモンステラの成長期。土が乾いてからたっぷりと水を与えます。

  • 室温10℃以下の場合

気温が10度以下になると、成長はぐっと抑えらるので水はあまり必要ではなくなります。
気温が高い時期よりも水を与える回数を減らしましょう。

土が乾燥してから2~3日経ってから水をあげます。

寒い時期は、モンステラの樹液の水分を少なくし、濃度を上げることで耐寒性を増すことができます。

モンステラの葉水

乾燥防止であるとともに、ハダニ・アブラムシなどの害虫予防としても毎日1回は霧吹きで水をかけましょう。

モンステラの肥料

あまり肥料を必要としないモンステラですが、生育のためには春から秋の生育期に緩効性の置き肥を使います。または希釈した液肥であれば10日置き程度です。

冬場は肥料焼けの可能性があるので基本的には与えません。

モンステラの新芽が小さい?大きく育てるには植え替えが必要かも

どんどん大きく育てたいという方は、大きな鉢に植え替えることが必要になります。

大きさはキープしたい場合でも、成長とともに鉢いっぱいに根が成長して根腐れを起こす場合があります。

複数の株が植えられている場合には、株分けして植え替えるといいでしょう。

モンステラの植え替えの手順

  1. 古い鉢からモンステラを抜き、絡んだ根を優しくほどきならが土を落とします。
  2. 一回り大きい鉢に、鉢底石やゴロ土を入れ、水はけのよい土を入れます。(買ってきた直後でも、土の質が良くない場合は植え替えると良いでしょう)
  3. 赤玉土3+腐葉土1が目安ですが、「観葉植物の土」として、すでにブレンドされたものも販売されています。

大きく育ち過ぎたモンステラはバランスを見ながら切り戻しを行います。

このとき、切った枝からモンステラを増やすことも可能です。

モンステラを増やすには「挿し木」と「茎伏せ」で

モンステラの剪定や切り戻しで切った枝を植え直すには「挿し木」や「茎伏せ」といった方法があります。

モンステラを増やす挿し木について

切り落としたモンステラの茎は、5~7月頃なら挿し木にして育てることができます。

剪定した茎の下、1、2節まで土に埋めます。水分が葉から蒸散することを防ぐために、葉は半分に切りましょう。

モンステラは生命力が強いので、初心者でも簡単に増やすことができると思いますよ。

モンステラを増やす茎伏せ(くきふせ)について

冬場に落ちた茎を、羊土に寝かせるだけでモンステラを増やすことができます。

葉のついていない2~3節ほどの茎を土に寝かせ、半分程度を土に埋めます。

茎の表面は土から出ているように埋めることがポイントです。

こうすることでやがて根が出て、新たに一鉢のモンステラを増やすことができるのです。

切り戻しなどでモンステラからでる液体はかぶれの原因に

切り戻しの枝から鉢植えを増やすのなら、2~3枚だけ葉を残して3節ほどの長さで切りましょう。

気根がついているものがあれば、なおベターです。

気根は土に付くと、根としての役割を担うようになります。最初だけ水に浸けて、根が出てから土に植えるという方法もあります。

もし鉢に刺したときに茎が倒れてしまうようなら、支柱を立てて支えます。

日当たりの良い場所に置き、根がしっかりしてくるまではたっぷりと水を与えます。

新しい葉が出てきたら、根付いた証拠です。

さて、モンステラの切り戻しや植え替え作業で枝や茎を切ったときに、透明な樹液が出てくるでしょう。

この樹液にはシュウ酸カルシウムを含んでいて、肌荒れやかぶれを引き起こすことがあります。

園芸用の手袋をつけて作業してください。

この記事の編集者

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