知識に知恵を与える

知識に知恵を与える│INTELIVIA

フルマラソンの距離が長い理由やその計測方法について

2018.2.14

フルマラソンの走る距離といえば「42.195km」もあります。
本当にそんな長い距離を走ることが出来るの?って思ってしまいますね。

フルマラソンの大会は、全国各地の様々な地域で開催されていますね。
フルマラソンの走行距離が42.195kmな理由ってなんでしょう?
またどうやって計測しているのか知りたいですね。

マラソンについてまとめてみました。

フルマラソンの距離が42.195kmな理由とは!

フルマラソンの走行距離といえば、42.195kmですが、中途半端な数字ですよね。
どうして半端な数字になっているのでしょうか。

第一回のアテネオリンピックの時点のマラソン競技では、42.195kmという距離ではなかったそうです。

42.195kmの距離が採用されたのは、第四回のロンドンオリンピックからなんです。

その時のマラソンコースは、国王の住むウィンザー城からシェファードブッシュ競技場となっていたそうです。
距離にして29マイル。約40kmということでした。
当時のアレクサンドラ王妃が、こんなことを言ったそうで距離が伸びたそうです。
「スタートはお城の窓から見たいので、城の庭から、ゴールは競技場のボックス席で見たいのでそこの前にして」
ということで、中途半端な距離になったという事です。
それ以降は、この42.195kmが採用されているそうです。

フルマラソンの距離の由来がわかったら計測方法も知っておこう

距離の由来がわかったら、どうやって距離を測っているのかも気になりますね。

「日本陸上競技連盟」が制定したものがあるそうです。

  • 基本となるのは、歩道側のはしから30センチ車道側
  • 左カーブの場合は、歩道側のはしから30せんち車道側
  • 右カーブの場合は、道路のセンターラインから30センチ内側
    など細かい決まりがありました。
    確かに道路は右や左にカーブがありますし、道路の幅も違いますね。
  • 「陸上競技審判ハンドブック」には、計測方法が載っています。
    ワイヤーロープを用いて計測する方法
  • 自転車にカウンター計を付けて計測する方法
    のどちらかとなっています。

最近では、ワイヤーロープによる計測のほうが主流のようです。
ワイヤーを使って、決まられた距離を地道に測っているそうです。どのくらいの時間があかかると思いますか?
なんと70時間以上はかかってしまい、公式計測員の資格を持つ人が計測しています。

ハーフマラソンの距離や魅力?

42.195kmのフルマラソンのほかに距離を短くした、ハーフマラソンの大会もたくさんあるんですよ。
ハーフマラソンの走行距離は「21.0975km」です。

ハーフマラソンはアメリカではとても人気がある大会なんです。
アメリカでは、「走る距離は半分で、マラソンの楽しさは2倍!」と言われているほど人気や知名度があるといいます。

日本では、フルマラソンのほうが人気があるので真逆といえますね。
日本人は、努力を重ねるツラいことからの達成感があるという意識があるので、フルマラソンのほうが人気が高いのかもしれませんね。

フルマラソンを完走するということは、とても素晴らしいことです。
その一方で足を痛めてしまう、完走することが出来なかった・・・という人は少なくないですね。

ハーフマラソンの場合は、そこまで苦しくなる前に終わります。
フルマラソンに挑戦する前に、ハーフマラソンに挑戦してからのほうが、マラソンの楽しさを感じることが出来るかもしれませんね。

マラソンが愛される理由とは?こんな話しが沢山あります

マラソンについての雑学を紹介します。こんな大会がありました。

マラソンの開催が一度だけ!

空港が開港する時、高速道路が開通する時などに正式に活用される前にイベントとして開催されることが多い大会です。

マラソンでどれだけ体重が減るか!

「人間塩出し昆布マラソン」というイベントが神奈川県であります。
スタートとゴールの時の体重の差が多い人が優勝なんだとか。
イベントは夏の時期に行われるので9キロ減ったという人が優勝したそうです。

世界最高のマラソン!エベレストマラソン!

一番高いところを走るマラソンがエベレストマラソンです。
さすがに山頂ではありませんが、標高が約5000mのベースキャンプをスタートします。

マラソンはつらいだけじゃない!その魅力と走る理由とは

マラソンには中毒性がある!?

マラソン=苦しいスポーツというイメージが強いですね。

マラソンを走っている人をみて、苦しいのに何で走っているの?と思う人もいることでしょう。

確かにトレーニングは苦しいのです。
苦しいトレーニングが終わってもまた走りたいと思うのがマラソンです。
毎日走らないと気持ちが悪い・・・という人もいます。一種の中毒性のようなものがあるようです。

マラソンの魅力には、達成感がある!

マラソンは、自分が努力した分だけ結果となって表れます。
自分の記録が更新されると嬉しいもので、自分を褒めてあげることが素直に出来ます。

数字となってはっきりとわかるので、大きな達成感があります。
タイムを短くするために、筋トレや、練習量を増やしたりしたことの努力が結果に出るのは嬉しいものです。

毎日続けているとうまくいく日、いかない日はあります。
そんな中でどうやって乗り切るか・・・などビジネスにも通じるものがあると感じます。

この記事の編集者

INTELIVIA

INTELIVIAでは日々の生活の中から学ぶことを大切にすることで、知識を知恵にプラスする情報を少しづつですが更新しています。

WEB SITE : http://intelivia.jp/

 - スポーツ・芸術を高める知恵