ベタは他の熱帯魚と混泳はNG!?相性次第では混泳できるかも
2018.2.13
ベタを飼育する際に、一緒に飼育する熱帯魚の混泳はお勧めしません。それはオスでもメスでも同じです。実際お店で売られている時も単独で瓶に入れられていますよね?
ベタの性格はとても攻撃的なので、混泳させてしまうと他の熱帯魚を攻撃してしまいます。
ですが中には相性が良ければ混泳できることもあるようです。そしてベタは人懐こくて美しい魚です。ペットとして飼育するには飼いやすく丈夫なのでお勧めな生き物ですよ。
こちらで、ベタについて詳しくご紹介します。
この記事の目次
ベタは美しく攻撃的な熱帯魚。エビなら混泳できる?
ベタは基本的に混泳に向かないですが飼育するベタの性格によっては混泳ができることもあるようです。
実際にネットで検索するとベタの混泳に成功されてる飼い主さんがおり、その方法や様子を解説してくれるサイトを目にしたことがあります。
そこで知ったのですが、ベタを混泳させるときは性格ももちろん水槽に入れるタイミング重要なのだそう。
水槽はできるだけ大きいもので流木や水草を入れ大き目のエビと混泳させてみましょう。
もし可能ならベタが赤ちゃんのうちから混泳させてみると良いかもしれません。
その場合、様子をよく観察し大丈夫なようなら混泳を続行させて良いでしょう。
ベタが大きく成長してもエビを追いかけ襲ったりしていなければ混泳成功と言えます。
ベタを他の熱帯魚と混泳させるのは本当に無理なものなの?
私はベタを飼育していますが混泳させていますよ。ベタがなぜ混泳できないと言われるのかというと他のお魚を攻撃してしまうからです。
特にベタは自分と似たような見た目のヒレが、ひらひらしたようなお魚たちを「敵」だと思い込んでしまいます。
グッピーなどもあの大きなヒレが美しく魅力なのですがベタは気に入れないみたいですね。
混泳させたいならテトラの仲間などがお勧めです。
現に私のお気に入りの水槽では、ベタの他にテトラとミナミヌマエビを混泳させています。今のところ喧嘩もせず、仲良く暮らしている様に見えます。
水槽も大きめで水草などを多めに入れているのも良い効果があるのかもしれません。
お部屋の中に熱帯魚の水槽があるだけでもインテリアになりますし、すごく癒されるんですよね。
ベタは鮮やかな色で長いヒレが美しく、近くに寄ってきたりと人間にも懐きますからとっても可愛いんですよ。
ベタが他の熱帯魚との混泳があまり得意ではない理由!
ベタはオス同士同じ水槽に入れてしまうと大げんかをしてしまうので避けましょう。
お互いがボロボロに傷ついても戦いをやめないので、1つの水槽にオスは1匹しか入れることはできません。
ですがメスの場合なら混泳が可能なのかもしれません。
なぜなら、私がよく行く熱帯魚の専門店ではベタを混泳させていたのです。
聞いてみるとメス同士だと話していましたので、正しい知識と飼育経験があればメス同士を上手く混泳させることができるのかもしれませんね。
話を詳しく聞いてみると、上手くいく場合もあるけれどやはり喧嘩してしまいヒレが傷ついてしまう事もあるため、絶対にメス同士なら大丈夫とは言い切れないそうです。
ベタを混泳させたいならメス同士にするよりも、メス1匹とその他ヒレがあまり大きくないシンプルで大人しい性格の熱帯魚と一緒ならうまく暮らしていけるのではないでしょうか。
ベタは瓶でも飼える熱帯魚と言われているけれど、本当に大丈夫?
ペットショップなどで、ベタを小さな瓶に入れて販売されている様子を見たことがあります。
そういった形で売られているのですから、知識のない私からすればあの瓶のような狭い空間が適しており生活しやすい種類なのかと思っていました。
そんなに手軽なら、といざ飼育してようかと興味が湧き調べてみたところ、ベタは決して瓶のような狭い空間が好きなわけではない事が分かりました。
酸素が少なくても生きられるようなので瓶で飼えないこともないようですが、それはあくまでもただそこで生存しているだけ、という状態。
ベタを健康的に、愛情を持って育てたいならちゃんと水槽で飼育してあげるのが良いのです。
結論で言うとベタは瓶でも買う事はできる。でもベタにとって最適な場所ではないと言えます。
それでもどうしても瓶などの小さい入れ物で飼育したい時は、こまめに水を取り替えたり病気にならないようにしなければいけません。
本来は熱帯の生き物なので冬は水温が低くなりすぎないように工夫も必要なため、ベタについての知識と飼育能力が必要になってきます。
ベタの命は短い!最後の時まで愛情持って見守って!
ヒレが綺麗なのがお気に入りでベタを飼育してみたいなと思い、単純にどれくらい生きていられるのかが気になり調べてみました。
するとベタは平均寿命が2年くらいなのだそう。すごく短いのですね。
環境が良く健康なベタなら5年くらい生きる事ができる子も中にはいるみたいです。
ベタは稚魚から大人になるまでには6ヶ月かかるようなので、基本的に寿命が2年となるとお店で買ってきてから家で飼育できる期間は1年半くらいと言えるでしょう。
短く小さい命ですが、少しでも長く一緒に過ごしたい方は、毎日のエサを少なめにしてあげるのが良い方法。
ペットショップで手に入るベタ用のエサは、栄養たっぷりのため普通どおりに与えても栄養が多すぎる傾向にあります。
人間の場合、栄養が多すぎると太ってしまい健康的とは言えないですよね。
ベタにとっても栄養の摂りすぎは体の負担になるのです。