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バンドにベースは絶対に必要!その重要性について語ります

2018.2.10

バンドの主役はボーカルやギターであって、ベースは必要ない・・・そんなふうに考えている人もいるようですがとんでもない!バンドにベースは絶対必要なのです。

ベースが重要だと言われる理由とは?ベースの役割をもう一度考えてみませんか?

ベースなしのバンドなんてありえない!べースの重要性についてくわしく説明します。

バンドにおけるベースの役割とは?重要性はあるの?

あなたは、バンドの編成というとどんな楽器を思い出しますか?

ベースは思い出しましたか?そのベースはどんな役割を担っているのでしょうか?

まず考えてみてください。ベースがない音楽を。あまり聞いた事はないのかもしれませんが、ベースがない音楽を聞くと、このベースの役割がわかるでしょう。

ベースがないと、音の厚みがないのです。その名の通り、ベースは土台です。
土台となる低音と各楽器のつなぎをしているので、とても重要なのです。

リズム、コード、メロディがしっかりと組み合わさって出来ていてるバンド演奏のつなぎをしてくれているのがベース。ドラムと共にリズムを刻み、コードの基準となる音を構成し、そのコードの上でメロディが奏でられる形なのです。

もし機会があったら、あなたもベースがない状態の音楽を聞いてみてください!
そしてその他の各楽器も音を出さない状態で聞いてみてください。

そうすると、各楽器の役割が見直されると思いますよ!

バンドの中でベースが重要だと言われる理由とは?

ベースはドラムとギターなどの音をつなぐパートだと聞かされてきましたが・・・バンドでどうしてベースが重要だと言われるのでしょうか?

その理由をもう一度考えてみました。

まずはリズムです。
リズムは基本でとても重要です。

リズムがずれると、演奏している人ももちろんわかりますが、聞いている人にもわかってしまいます。これはバンドの経験者ではなくても察知してしまうものなのです。

なので、曲全体を通してリズムを保ってミスを失くすと演奏の完成度が良くなるでしょう。

また、べースが重要である理由がもう1つあります。
それはルート音を決定する事です。コード進行の基準になる役割です。
ここの音が外れるとなんとも気持ち悪い・・・

そしてベースの単音は、とてもアタック音があるので、空間を響かせるパンチ力があるのです。
この音は他のどの楽器にも出せない威力だと思いますよ!

バンドのベースはなくてはならない重要なポジションです

バンドのベースは重要はポジションと言われるのはなぜでしょうか?

このベースという名称からも分かっていただけないでしょうか?
ベースの語源は「重要拠点」と「よりどころ」という意味があるのです。

分かりやすく言うとしたら、ベースキャンプです。
登山の時、頂上を目指す小隊が出発するのがベースキャンプで、そこには本部が置かれて、万一に備えた救難資材などが設置されますよね?

これでなんとなくニュアンスが伝わりませんか?

ベースはバンドの中でももっとも重要です。地味かもしれませんが、縁の下の力持ちなのです。

ドラムの叩くリズムを、音程を加味したリズムとして、他のバンドメンバーに伝える中継的な役割をしているベース。

この役割を理解していないバンドは、上手なバンドとは言えないでしょう。
ベースがしっかりしていないと、リズムは乱れて、バンドとしてのアンサンブルもできなってしまいます。

上手なバンドは、リズムがピタリと合っています。それはベースを聞いているからです。ギターやキーボード、ボーカルなどバンドメンバー全員がリズムを合わせようとする場合、その「よりどころ」として聞いているのがベースの音なのです。

ベースなしではバンドは成り立たない?

ベースを家で例えるとしたら・・・料理で言う「ダシ」ではないでしょうか?

ベースは名前の通り、アンサンブルで支える事がメインです。

なので、家で言えば基礎の料理・・・料理と言えばダシ!
と言うように、存在感はあまり感じないのかもしれませんが、もしこのベースが演奏から抜けてしまうと、その音楽が奏でる味がなくなりサウンドの芯を感じなくなり、音楽が物足りないものになっていると思います。

オーケストラも低音は重要です。アンサンブル全般においてベースを担う楽器はとっても重要性があるのです。

また近年は、ベースは低音やリズムを支える役割だけではなく、上のものと変わらないくらいにメロディや複雑なフレーズが必要とされるようになってきました。

曲によっては、ギターよりもはるかにフレーズが動く時もありますよ!
ギターよりも難易度が上がりますね・・・これは多弦ベースを扱うプレーヤーが増えてきた事に影響されているようです。

ライブでベースの良い音を出すためには?

ベースはギターと同じでアンプで音を鳴らすのに、PAへ送る時にDIを間に挟むのはなぜ?と思っていませんか?

ベースの音は中音、高音域までの音があり、このような音を集音する時にマイクを使用したら、集音特性によっては集音できない音が出てきてしまうのです。
また、ドラムのバスドラム用のマイクをベースアンプの前に置いたとしたら、バスドラム用マイクは、低音は良い感じにとれますが、中高音域が良くとれない事があります。反対に、ギター用マイクで集音しようとすると、低音の音が・・・ということになるのです。
これを解決するのがDIでのライン出力なのです。
DIを通して信号を送るのは、ベースの音はマイクよりDIを通した方が良い音になるのです!

いかがですか?ベースをPAへ送る時にDIを間に挟む理由がわかっていただけましたか?ドラムのバスドラム用のマイクだと、中高音域が良くとれない事、そしてギター用マイクで集音しようとすると、低音の音が良くとれないので、DIを通してミキサーに送っているのです。

この記事の編集者

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