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イチゴの受粉時期っていつ?収穫するまでの流れや注意点をご紹介

2018.1.26

赤くて可愛い粒のイチゴはみんなに愛される果物ですよね。そんなイチゴを家庭菜園などで育てる人も多いかと思います。

しかしイチゴの受粉がうまくいかずその時期を逃し、イチゴが育たない場合もあります。どんな方法で育てればうまくいくのでしょうか?

そんな時には人工授粉が良いそうです。そのポイントと収穫のタイミングなどをご紹介します。

イチゴは受粉の仕方が重要?収穫までの時期や流れについて

家庭などで、イチゴを育ててみたいと思うことはありませんか?そんな時にはどんな方法で育てるのが良いのでしょうか?
イチゴは受粉の仕方が重要とされていますが、どうすれば失敗せずに上手に行うことが出来るのでしょうか?

イチゴを育てる際の色々な時期をご紹介していきます。

 

イチゴは大きく分けると、5つの時期に分かれているようです。

  •  9~11月はイチゴの苗の定植時期と言われており、市販のイチゴで育てる際には、鉢やプランターに植えつけます。このときの注意点として、敷き藁で土をおおうなど本格的な冬の到来に備えるなどの防寒対策の準備をしていく必要があります。
  • 12~2月はイチゴの苗の防寒対策時期であり、植物を苗床から畑に移して本式に植え、イチゴに藁などの寒冷紗などを使い本格的な防寒対策行います。
  • 3~4月は最も大切なイチゴの人工受粉時期と言われ、この時期にイチゴの花が咲き始めるので確実な収穫を目指して、開花してから3日~4日くらいを目安に人工授粉を行うとされています。
  • 4~7月はイチゴの収穫時期です!育てている地域や品種によって異なりますが、4月頃から収穫することができるものあります。
  • 6~9月はイチゴの苗作り時期にんりますので、収穫を終えたイチゴの中から親株から伸びランナーにできた子株を使い新しいイチゴの苗を作っていきます。

人工受粉が必要なのは、3~4月なのでその時期を見逃さないように、上手に授粉するようにしましょう。

イチゴの受粉時期に実がならない時には人工授粉を!

イチゴの受粉時期と言われている3月~4月の時期に実がならないと、どうしたものかと悩んでしまいますよね。そんな時には、しっかり人工授粉してあげる必要があります。そうすることで実が大きくなります。

また、花や実が多くなった時には、花を摘む(摘花)実を摘む(摘果)と言う作業をして数個摘むようにしてください。

なぜこのようなことをするかという理由は、たくさん花や実を付けっぱなしにしてしまうと、イチゴに必要とされる養分が分散されてしまい1つの実を大きくすることができなくなってしまうのです。

なので、一枝に大量に花が咲いた時には、数個摘むようにすることが、美味しいイチゴを作る為の秘訣となります。
その他にも、実がなる茎が細くて弱々しいものなどや、小さい実が付き始めている時はその中でも形の悪い実は全て摘み取って下さい。

イチゴの人工受粉の時期や収穫のタイミングについて

イチゴの花は4月に入ると開花し始めると言われており、一般的にイチゴの花粉は昆虫などによって運ばれ受粉されていますが、上手くいかない事があります。

その際には、小さなブラシの先や耳掻きの羽毛の部分などを使い、花の中心部を軽くこするようにして受粉させてみましょう。

ベランダなどで育てる時には昆虫が少ないことも考えられるので、受粉が上手くいかないと奇形果になってしまいますので、この方法で試してみてください。

もし奇形果を見つけた際には、早めに全て取り除くようにしてください。

収穫の摘み取りのタイミングは、5月中旬から6月中旬頃までとし、開花してからおおよそ30日程度で収穫するようにしましょう。

イチゴが熟しすぎないうちに、ヘタの近くをハサミで切り取ります。その際には傷つけないように注意する必要があります。

実がなる時期には鳥が狙ってくる可能性がありますので、防鳥ネットを張るなどして対策をする必要があります。

イチゴを育てる時に知っておきたい基礎知識

イチゴを育てる時には大きく分けて3つの大きなポイントがあり、この基礎知識を覚えておくことで、美味しいイチゴを育てることができるようです。

さっそくですがご紹介していきたいと思います。

 

イチゴを育てる土壌について

栽培する土壌は、排水性の良い土壌がよいとされており、普通に野菜が育つ畑であれば問題はありません。しかしバラ科の植物で連作障害があるので、イチゴを育てる時には同じ畑は避けましょう。

イチゴを育てる気温について

イチゴは寒さに強く、暑さに弱いとされていることから、夜の温度が25度以上では病気に感染しやすいと言われており、寒さには非常に強く、雪に埋もれても大丈夫とされている。
実を成らせるときの適温は、夜の温度が6度以上、日中20~25度で30度くらいまでは大丈夫です。

イチゴ栽培の肥料について

イチゴは根が肥料焼けしやすいと言われているので、元肥は少なめにし窒素成分が少ないものや、りん酸の多い肥料を使うのが良いと言われている。

イチゴを収穫する時の注意点と収穫後のお手入れ方法

イチゴを収穫するまでには、植え付けから約半年かけて収穫の時期がかかります。
早い物では4月下旬頃から収穫が始まり、作るものの種類によっては、10月上旬頃まで収穫が続きます。
その中でも5月のイチゴの収穫は、最大のピークになるようです。

イチゴが赤く色付くと、鳥などが狙ってくるのでその際の対策として、キッチンの水きりネットやお茶の葉を包む不織布袋などで覆うと良いですし、梅雨時のナメクジの食害防止にも効果があります。

8月頃になるとランナーとよばれるツルが伸びてくるので、ランナーを切り離さずに、親株につなげたままポットに固定するのがポイントになります、そうすることで根付き、 翌年の苗に使用することができますよ。

この記事の編集者

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