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労基への相談は自分の通報だとバレる?厚労省へ相談する方法も

2018.1.22

職場での労働基準や労働環境を監督する役割をもつのが「労働基準監督署」。略して労基です。

雇用されている会社で、給料や保険、労働環境におかしなところがある場合、改善を指導してもらうなどの相談を受けるところです。

名前がバレると不安に思うかもしれませんが、厚生労働省への通報の方が確実、且つ名前がバレにくいかもしれませんよ。

労基への相談。バレるのを恐れていてはなかなか動いてもらえない

自分の職場の環境が劣悪な場合、労働基準監督署へ相談して何とか良くなって欲しいと思いませんか?そこで気になるのが自分が相談したことがバレてしまうのではないのかという不安です。

私も以前の職場が相談に行きたいレベルでしたが働いている人数も5人程度の場所だったので、自分だと追及されるのではないかと不安で結局できませんでした。

最終的には職場の環境に耐えられなくなり辞めましたが、仕事自体は楽しかったので自分だとバレないのであれば相談したかったなと今さら思いました。

そこで調べてみたのですが、相談する時の方法としては大まかに「電話・メール・FAX・訪問」と言ったいずれかの形での相談になるようです。

ちょっとしたことで確認したい時は、電話が一番気軽に相談できると思います。

ですがもっと重大な事由の場合は、直接行く方が話が通じやすいと思います。
訪問となると会社に知られてしまうのではないのかと不安になりますよね。

労働基準監督署には毎日たくさんの相談があるため、緊急性の高いものから対応する場合が多いのが実情です。

ですから、直接訪問して実名で相談する時には緊急性が高いものと判断されることが多いでしょう。

労基への相談はバレる?労基はお悩み相談所ではない

労働基準監督署では労働基準監督官という人たちが働いています。
その方たちは、労働法違反についての逮捕権を司る司法警察職員なのです。

労基署に相談してもなかなか動いてもらえないという話を耳にすることもありますが、それには理由があります。

監督官の仕事は労働基準法に則って取り締まりを行うものなので、一度介入するかどうかの判断は慎重に行わなければいけないという事。

また民事不介入の原則があるため、会社などと個人的にトラブルになっている相談の場合はよく話し合うようにとか、裁判を進められる、などの場合もあるのです。

知って欲しいことは、労基署というのは「労働法違反」の取り締まりを行う仕事であるという事を理解して相談しなければいけないという事なので、例えば暴力沙汰などの相談は労基署ではなく警察署に行くべきなのです。

ブラック企業は労基よりも厚生労働省に相談する方が早い?バレる?

最近ブラック企業という言葉をよく耳にしますが、労働時間が長すぎる職場は実際かなりあると思います。

私の弟は飲食店で働いていますが、朝は9時ころから始まり帰宅するのは夜10時ころだと聞きました。

一番驚いたのは、お昼の休憩がなく昼食も立ったまま、まかないを食べるそうです。
休日も週に1度だけだと言っていたので、私的には完全にブラック企業だと感じました。

そんなブラック企業に通報が入った時、労働基準監督署はまず労働環境の調査から始めます。

その調査で違反が認められると指導が入り、その企業は労働環境の改善を行わなければいけません。

素直にすぐ改善に動き出す場合も多いですが、中には違反になることが分かっていて、あらかじめ調査が入っても誤魔化せるように対策をしている企業もいます。

例えば、タイムカードがなく時間を自由に書き換える事ができる環境に合ったり、雇用契約書を用意していない、休日の有無が分からないような企業はかなり怪しいです。

ブラック企業はもともとそういう体質なので、一時的に良くなってもまた同じように環境が悪くなることが多いので、勤める会社がブラックなら早めに転職する方が得策です。

労基よりも厚生労働省HPから相談メールを。バレる可能性は低い?

私は今は専業主婦ですが、結婚前はある企業で事務の仕事をしていました。

その時に職場の労働環境が悪かったので、厚生労働省の労働基準監督署へ通報した経験があります。方法はメールでした。

この会社は社員として働いていたのが私一人で、負担が大きすぎて働くのが本当につらかったです。

私はもう辞める覚悟でいたので、名前がバレても良いと思っていました。なぜ辞めるのに通報したのかというと、次に雇われる人の労働環境が少しでも良くなって欲しいと思ったからです。

社員は私一人ですから通報したとなれば、バレそうですよね?でも驚いたことに全然バレませんでした。

メールで通報するためにはいくつか明記しなければいけないことがあります。
会社の名前はもちろん、自分の氏名や連絡先と自分がどんな仕事をしているのかなど、詳細に記していきます。

自分の名前を書くことはとても抵抗があると思います。ですが今は個人情報の保護があるため、通報者が誰なのか知られることはないようです。

労基に相談するならタイムカードや給料明細の保存・保管を!

労働基準監督署へ通報する時は、ある程度証明できるものが必要です。

出勤記録やタイムカードの情報をコピーする事ができれば、しておいた方が良いです。

また給料明細もしっかり保管して一緒に提出するようにしましょう。
その資料で違反が疑われれば職場へ調査が入る事でしょう。

メールで通報する場合には厚生労働省のHPがおすすめですが、直接資料を持って訪問する場合には地元の労働基準監督署へ出向くようにしましょう。

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