旅行に行く際の保険証のコピーは使える？使えない？どっち

旅行に行く時に持参する保険証はコピーでも大丈夫？

小学生の頃修学旅行に行くときに、保険証のコピーを持っていった記憶はありませんか？
そんな経験から旅行に行く時には、保険証を紛失する危険を回避する為にピーでも大丈夫だと思っている方も多いのではないでしょうか？

医療機関によっても違いがあるようですが、これは特別な場合しか対応してくれません。
その理由にはコピーで他人がなりすましたり、偽造が簡単にできてしまうからなのです。

保険証番号が記載されているので、コピーでも受付は可能ではありますが、これは緊急の場合や、やむを得ない事情がある場合のみ適用となりますので、通常にかかる時には受け付けはしてくれないと覚えておきましょう。

修学旅行の場合にコピーが受け付けてもらえる理由は、学校の先生が本人確認ができるなどの条件となっているからです。

旅行に持参した保険証のコピーは使える？紛失した時にはどう対応すべき？

前の記事でもお伝えしたように、修学旅行に行く子どもに保険証のコピーは有効であるが、旅行に行く時の保険証のコピーは使えません。

保険証があるかないかで、支払う医療費の額を大幅に変えてしまうので、保険証のコピーは悪用されない為にも、きちんとした本物がないと支払う保険料は全額支払わなければなりません。

病院で保険証を紛失して、コピーならあると伝えたとしても一度全額を支払い、後日保険証を持参した時に返金するという形になってしまうのです。コピーでは同じ効力を発揮することはできません。

もし保険証を紛失してしまった場合には、社会保険の方は会社での再発行の手続きが必要となり、国民健康保険の方は最寄りの役所などでの手続きが必要になりますので、あらかじめどのくらいの期間を要するのかを、確認しておく必要があります。

旅行で保険証のコピーが使用できるのは修学旅行だけ？

旅行で保険証のコピーが使用できるのは結論から言うと、修学旅行だけと言うことがわかりました。

先の記事でもご紹介しましたが、これが適用される理由は、修学旅行中に生徒が怪我をしても自宅に電話をし本人確認できると言った理由から、適用される理由となっているのです。これは修学旅行というのが、特別なルールとされているのです。

ある時、自宅からちょっと遠い場所で病院に行った時に、保険証を忘れたのに気が付きました。取りに行くにも、病院の診療時間には間に合わないため自費だとどれくらい掛かるか事務の方に聞くと1回の診察代は、検査なしで自費で5千円程度と言われました。

足りるか不安でしたが、なんとかお金も間に合いました。

しかし薬代は足りなかった為一度自宅に帰ってから、近所の薬局に行く事にしました。

次回来られる時に必ず保険証を持ってきていただくと返金することができますので、忘れずにと言われました・・・

保険証を忘れても診察はしてもらえますが、当然ながら支払いは全額自己負担ということになりますから、保険証は忘れずに持っていきましょう！！

変更がなくても保険証を毎回提出する理由や忘れたらどうなるの？

通院している病院で、毎回月初めに保険証を提出しますが、その理由にはどんな理由があるのでしょうか？

月単位で患者ごとにレセプトを作成し、窓口で負担額を除いた治療費を保険証を発行しているところに請求する仕組みなっているため、毎月変更がないかの確認をし保険証の記号・番号・保険者番号を確認しているのです。

なので保険証が変わった場合には総合受付又は各科診療窓口へ伝えましょう。

保険証を忘れても診察はできます。しかしこの場合は全額自己負担となります。
病院にもよりますが、1週間以内に保険証を持参すれば返金してもらうことができます。

しかし、その間に病院に行けない時には、「療養費払い制度」と言うものがあるので病院の窓口で確認するようにしてください。

病院を受診する際の保険証のコピーは無効？病院によって違いがあるの？

病院を受診する際の保険証のコピーは本来は無効ですし、効力はありません。
基本的には保険証のコピーは無効とされています。

しかし毎回かかっている病院では、考慮される場合も稀にあるようです。
これは住んでいる地域にも関係していることもあるようです。

その他にも患者さんや家族の状況によることもあり、病院から自宅まで1時間くらいかかるなどちょっと遠いくらいの時には、FAXで保険証のコピーを送るのも受け付けてくれる病院もあるようです。

しかしその時には、やはり次回の診察の時に実物を提示することが条件となります。
ですが、まず言ってみるのも有効です！しかしこの方法はあまり好ましくない方法なのでおすすめはできませんが、診察代が足りない、病院から自宅が遠い場合には病院の受付にとりあえず聞いてみるのもいいかもしれません・・・

まずあり得ないことなので、病院に行く際にはきちんと保険証とお金の確認をしっかりしてから行くことをおすすめします。