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離乳食時にスプーンを持ちたがるのはどうして?ママの心構え

2018.1.21

離乳食が進むと自分でスプーンを持ちたがる事が増えてきますよね。

でも上手にすくえないし、どんどん食事の時間が長くなってしまって、ついついママもイライラしてしまうでしょう。

そんなイライラを解消させるためには、ママの気持ちの切り替えが一番!考え方を変えるだけでいつもと同じ食事風景でもイライラが自然とおさまってしまうかもしれません。

今だけの赤ちゃんの行動に付き合ってあげて下さいね。

離乳食が進む9~11か月頃はスプーン持ちたがる時期です

赤ちゃんが生後9~11か月になると、離乳食が進むようになるでしょう。

だんだんお母さんから食べさせてもらいながらも、自分でも食べたくなってくる時期になります。

そのため、スプーンを自分で持ちたがるようになるのです。

しかし、まだ上手にスプーンを自分で使えないので、ポトンと床に落っことしたり、お皿をトントン叩いたりします。

結局は、離乳食用のスプーンがおもちゃ状態に!

この頃の赤ちゃんにとって、スプーンはおもちゃと同じなのです。

お皿にスプーンをかんかん叩いて鳴らしてみたり、スプーンを口の中に入れて舐めたりかじったりしてみます。

 

もちろん、そんな赤ちゃんの行動にイライラとしてしまうお母さんもいるでしょう。

食べ物を乗せてあげてもひっくり返すし、お皿を叩くし・・・

ついスプーンを取り上げたくもなりますよね。

 

でも、この赤ちゃんの検索行動こそが、赤ちゃんの成長にとって欠かせない行動のひとつになるのです。

ですから、お母さんはあまりイライラせずに、これは必要な学習だと思って見守ってあげましょう。

離乳食のスプーンを持ちたがる時は気が済むまで持たせてあげて

離乳食のスプーンを持ちたがる時は好きなだけ遊ばせてあげてみてはどうでしょうか。

もちろん、食べ物で遊んでしまうのは汚くなるし困ります。

でも、赤ちゃんは食べ物やスプーンなど初めて見る物を自分で見たり触ったりしてみたいのです。

 

お皿なんかも何度も裏返してみたりしませんか?

赤ちゃんの離乳食を進めていくのは、汚くなるのは当たり前と思ってくださいね。

その後は大変だけれど、ある程度余裕を持っていないと赤ちゃんはご飯を食べるのが嫌になってしまいますよ。

お母さんもツライだけになってしまいます。

 

例えば、自分でスプーンを握らせてから、一緒にすくって食べさせてあげましょう。

すると、本人は自分で食べた気になってきっと満足します。

このようにすることで、これはご飯を食べる道具、スプーンはすくう物とだんだん認識していきますよ。

離乳食でスプーンを持ちたがるのは成長の証!

9ヶ月頃にもなると赤ちゃんは強い自我が芽生えることでしょう。

離乳食を進めていく間にも、精神的に強く大きく成長していくのです。

 

自我が芽生えてくると、自分で食べたいものを指で指すようにもなりますし、その意思が強くなると、自分でそれを食べようともするようになるでしょう。

しかし、まだこの頃の赤ちゃんは器用に自分で食べることは難しいため、食器をひっくり返してしまったり、食べ物を落としてしまうこともしばしば・・・

 

だけど、この意志を尊重してあげましょう。

そして、自分でしっかりとスプーンを持たせてあげて、練習してあげましょう。

もちろんその前に覚えさせた方がいいのが、手づかみです。

手づかみによって、自分の口に食べ物を運ぶ動作は、自分で食べられる量などを学ぶことができるのです。

 

そのことによって、その後のスプーンを使う練習にもなるでしょう。

できるだけお母さんの余裕があるときには、そのような練習をさせてあげてみてくださいね。

スプーンを持ちたがる子の対処方法

ご飯の時にスプーンを持ちたがる子はたくさんいます。

スプーンを持ちたがることによって、ご飯が全然進まないのは困りものですよね。

 

では、ご飯の時にスプーンを持ちたがる子にはどのように対処したらいいのでしょうか?

何か良い方法がないかなとお悩みのお母さんはぜひ実戦してみてくださいね。

 

それは、スプーンを1本あらかじめ持たせ、別のスプーンでご飯をあげるという方法です。

なるほど~と思いますよね。

 

もしかしたら、すでに試してみているお母さんもいるでしょうか?

ご飯をあげようとしたらスプーンを持とうとしたとき、すかさず用意しておいたスプーンを持たせてみましょう。

 

結局、そっちのスプーンばかり口に入れてご飯が進まないこともあるかもしれませんが・・・。

逆に離乳食の時スプーンに興味がない場合は?

スプーンに興味がある子は、ご飯を自分で食べる練習がはやくできることがわかりましたね。

では、逆にスプーンを持つことに興味がない子の場合はどうしたらいいのでしょうか?

 

スプーンを持つことに興味がない子は、きっとお母さんに食べさせてもらいたい子なのかもしれません。

 

または、手づかみで食べるのが好きな子なのかも。

様々な理由が考えられますが、ゆっくりと焦らず赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。

少しずつスプーンを持つ練習を進めていくようにすればいいのです。

 

なかなかスプーンが使えなくても問題ありません。

一番は赤ちゃんが食べるということに慣れていくことです。

いつかは使えるようになるだろうと、長い目で見守ってあげましょう。

この記事の編集者

INTELIVIA

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