子供がいるけど夜の仕事をする場合、保育園は?預け先は?
2018.1.19
様々な事情を抱え、小さな子供がいても夜の仕事で頑張っているお母さんも多いと思います。
夜の仕事をしている場合でも保育園に子供を預けることは可能なのでしょうか?
また、保育園がダメな場合の預け先にはどんなところがあるでしょう?
そうした、夜の仕事にまつわるアレコレをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
子供から見た意見も調べましたので、併せてご覧ください!
この記事の目次
夜の仕事で保育園に子供を預けることは可能?
夜に仕事をして頑張っているママは意外と多くいます。
夜にしか仕事に行けない事情があるでしょうし、中には昼も夜も掛け持ちして働いているママもいます。
誰か子供の面倒を見てくれる人がいれば問題ないですが、誰もいない場合は夜に仕事をするのですから、子供の預け場所を探す必要がありますよね。
そこで頼りになるのが保育園です。
保育園に入れるかどうかが問題になりますが、これは地域によって差があります。
昼夜を問わず働いていれば可能なところもありますし、週〇日〇時間以上などと明記されているところもあります。
いずれにしても基本的な条件はあります。
- 常時昼間働いていて家にいない
- 妊娠中、または産後間もない
- 心身に不調または障害を有している
- 同居している家族の介護
- 震災などの災害
- 同居の親族が子供の保育ができない
などがあげれます。
保育園には認可保育園と無認可保育園があります。保育園ごとの契約となる無認可保育園の方が入りやすい傾向にはあります。
夜の仕事で子供が保育園に入れない場合の預け先は?
子供がいて夜の仕事を頑張っているママが頼れる先は、実家か夜間でも対応してくれる託児所などがほとんど。
可能であれば実家に預け、それが出来なければ夜間保育園へ・・・といった方が多いのが実態です。
子供がある程度大きければ留守番も可能かもしれませんが、子供が小さいうちは1人で留守番をさせるのは危険です。
必ず子供を見てくれるところ探す必要があります。
ママが一番安心できるのはやはり実家ですよね。
特に自分の両親だと預けやすいですし、両親と同居となれば子供を移動させる手間も時間もなく楽ですよね。
夜間保育所という方法もあります。
認可保育所は通常午後6時までしか対応しませんが、夜間保育所は午後10時まで預かってくれます。ただ認可されている園は全国で見てもごくわずかとなっています。
ベビーホテルはご存知でしょうか。
午後8時以降に宿泊もできる保育園で、夜の仕事を主としているママが一番利用している貴重な場所でもあります。ただ運営上問題視されている園もあり、利用する際は注意が必要です。
保育園を利用せずに夜の仕事や深夜パートをしている人の意見
ファミレスで深夜パートでで頑張っているママもいます。
毎日ではなくても、時給の高い深夜に週4日程度働くだけで家計も助かるものです。
「私が深夜パートに出ている間は、旦那が子供を見ています。睡眠時間は少ないですが、子供が昼寝をしている間に一緒に寝たり、旦那が帰宅してから私がパートに出るまで休んだりなどをして何とかこなしています。
バイトが休みの日は子供を一緒に早くに寝るなどして体力を持たせるようにしています。
深夜パートの魅力はやっぱり時給。そして日中の予定が組みやすいことです。子供と遊ぶこともできますし、幼稚園に通うようになっても深夜パートなら行事にも無理なく参加できます。」
一方でこんな意見もあります。
「時給は確かにいいし日中の予定も組みやすいけど、やっぱり深夜に働くのは身体がもたない。実際に体調も崩しました。やっぱり昼間に働いて子供と一緒に寝るのが一番だと気付きました。」
「子供が小さいころコンビニで深夜パートしていました。身体的には大変な面もあったけど、子供が小さいうちは日中子供と遊べるし昼寝もできたのでそこまで苦じゃなかったです。でも昼寝をしなくなった頃からが大変でした。日中はずっと一緒に遊ぶことになるし、深夜も働くしで、睡眠時間はほとんどない状態でした。」
時給は魅力ですが、子供と仕事の板挟みになってしまうママが多いようです。
夜の仕事をするなら、子供に留守番もあり?
母子家庭は年々増えています。
父親がいない家庭での世帯主は母親になりますので、子供を扶養する義務がある母親は仕事をしなければ生活が成り立ちません。
どんな仕事であれ、親子が安心して生活できるだけの収入が必要になるわけです。
ただ現実は厳しいものです。
離婚を経て母子家庭となった母親が、安定した収入を得るくらいの仕事に就くのは並大抵のことではありません。そう簡単に仕事先も見つからないのが現状です。
運よく仕事が見つかったとしても、その収入だけで親子が安心して生活できるとは限りません。
そうなると、母親が選択するのはダブルワークしかありません。より良い収入を求めて深夜に仕事をするのです。
夜間保育所が見つかれば預けることもできますが、数が少ないので見つけることが出来ない場合もあります。
そうなると夜は子供だけで留守番することになります。させたくなくても、そうせざるを得ないからです。
こういった深夜に子供だけを留守番させる家庭は、多くの母子家庭のよくある状況と言えます。
注意したいのが火事。
子供の留守番中の火事ニュースを目にすることもあります。そういった悲劇を起こさないためにも、何かしらの方法を見つけて、子供にとって最善の方法を探すことが大切です。
夜の仕事をしている母親に育てられた子供たちのホンネとは
母子家庭でずっと深夜に働いてきた人は意外に多いものです。ホステスとして働き、子供を育て上げた人も多い事でしょう。
時給も高いので、収入は安定しなくても不便な思いはさせずに子育てをしてきたと自負している人もいます。
でもそんな母親に育てられた子供たちは、実際どう感じていたのか。
「ママとたまに一緒に寝れる時は本当にうれしかった。」
「今まで苦労して育ててくれて感謝はあるけど、本音を言えば、貧乏でも一緒にいたかった。さみしかった。」
と答える子供もいました、
何が幸せなのか。お金があれば幸せ?貧しくても一緒にいれば幸せ?
幸せの形はそれぞれ違いますし、何が正解かはわかりません。
でも、ホステスとして働くということは、子供と必ず真逆の生活スタイルになること、同情の対象や時として子供にも批判されてしまうこと。
それらをよく考えた上で、本当にホステスとしての働き方が正解なのかを考えておくべきではないでしょうか。
ホステスの職業を決して非難するわけではありません。ホステスを始めようとこれから悩んでいるならよく考えて結論を出して欲しいですし、子供のためとホステスの仕事を選んだのであれば、目指す目標に向かって子供と一緒に頑張って欲しいと願います。