合気道と空手、女性が習うならどっち?迷っている人へアドバイス
2019.4.7
合気道も空手も、最近大人の女性に人気のある習い事です。
どちらも護身術になるのが魅力となっていますが、どちらを習おうかで迷うかもしれません。
合気道と空手、女性が大人になってから始めるならどちらがいいのでしょうか。女性に向いているのはどっち?
最終的にはあなたの好みで判断していいと思います。
どちらにしても、女性が護身術を身に付けるのはとてもいい事です。
頑張りましょう!
この記事の目次
合気道と空手、女性が大人になってから始めるならどちらがいいのか
合気道と空手、似ているようで実は全然違うこの二つの武術ですが、大人の女性が新しく習い事として始めたいと思っているのであれば、合気道をおすすめします。
合気道は小さな子供から女性やお年寄りまで、幅広い年齢の人が楽しめます
合気道には護身術になりえる技がたくさんあることも、女性におすすめする理由になります。
また、お年寄りも日々訓練に励んでいるように、合気道は強い力は必要としません。
合気道を習っていることで、ふとしたアクシデントから自分を守れるのであれば、大きな意味がありますよね。
また、合気道を習っていることで心に余裕が生まれるという可能性もあります。
変に怯えることなく、堂々とした振る舞いができる女性であればとても魅力的ですし、実際に何か起きた時にも、冷静に対処できるようになるかもしれません。
技を覚えることで心も鍛えられることは大きなメリットと言えます。
合気道は空手に比べて怪我が少ないため女性向き
ここでは、合気道と空手の違いについて見ていきましょう。
合気道と空手の最大の違いは技術的な違いにあります
合気道と空手の違いがよくわからない人も多いと思いますが、大きな違いを説明すると空手は突きや蹴りなどで相手を攻撃するのに対し、合気道は相手の動きを読んで力学を駆使して戦う武術です。
そのため普通に自分自身を強くしたい、からだを鍛えたいと考えている人には、合気道より空手のほうが向いているかもしれません。
合気道は強靭な筋肉や力を必要としないので、怪我も少なく華奢な女性でも気軽に始められるのも嬉しいです。
そもそも荒々しい稽古は行わないのが一般的なため、例えば20代の若者と70代の高齢者が一緒に稽古を楽しむこともできるのです。
何を目的とするかによって選び方は変わってきますが、怪我が少ない点で合気道の方が女性向きといえます。
女性が空手ではなく合気道を始める場合の注意点
女性が実際に合気道を習ってみたいと思ったら、まずは道場見学に出かけてみましょう。
そして気になることや不安に思うことがあれば、道場の人に聞いて自分で確認してください。
実際に習い始めるのは、自分自身が十分に納得してからにしましょう。
先ほどから書いていますが、合気道は女性が護身術として習うのに最適な武道といえますが、関節技や締め技を怖いと感じる女性もいるでしょう。
見学だけではよくわからなかれば、実際の体験稽古を受けてみるのもおすすめです。
体験稽古が可能かどうかもあらかじめ確認しておいたほうが良いでしょう。
そして、不安が解消され実際に習い始めたら、無理なく自分のペースで稽古をしましょう。
何事も無理は禁物なのです。
特に初心者の間は、指導者の指示をしっかりと守り、自分に合った稽古をすることが大切です。
怪我が比較的少ないと言われれる合気道でも、不注意などで怪我につながることもあるものです。
丁寧に真剣に稽古をやることで上達スピードも上がりますし、怪我の心配もグッと減らせるのです。
合気道ではなく空手を女性が習うメリットもある
空手を習いに来る女性たちの中には、子供の頃から習っている人や、運動不足を解消するために習う人、そして子供と一緒に習うお母さんも多いようです。
実際に私のお友達は、お子さんと一緒に空手を習っています。
お子さんのほうは早くやめたいとよく言っていますが、お母さんのほうがストレス発散にもなるとハマっていて、楽しくやっている話を聞くと、私もやってみたいと思ってしまいます。
空手は合気道と違い打撃中心なので、一番のメリットはストレス発散できることかもしれません。
女性が空手を習うメリット
ストレス発散できる
女性にだって、隠された闘争本能が備わっているものです。思い切りパンチやキックすると気分がスカッとします。
運動不足が解消される
ある程度年齢を重ねると、運動が非常に面倒になりますよね。わかっていてもなかなか重い腰が上がらない…。
しかし空手を始めて真面目に稽古に取り組めば、運動不足は間違いなく解消されます。
姿勢が良くなる
私も姿勢の悪さがとても気になってヨガに通ったり意識しているのですが、筋肉量が少ないせいか、やはりどうしても猫背になってしまいます。
空手の稽古は背筋を伸ばして行うため、気になる悪い姿勢も少しずつですが矯正されていきます。長く空手をやっている人は年齢を問わず姿勢が良くとてもカッコイイですよ。
合気道でも空手でも、女性が自分で身を守るためにも習うメリットは大きい
女性が護身術を身に付けることの必要性についてお話します。
いざというときに自分自身を守るための護身術は、日本では古くから女性に必要な技として親しまれてきました。
これまでの女性にとって護身術は、見知らぬ人からの被害を避けるためのものだったと言えますが、最近では事情が少し変わってきているようです。
実際に最近では、恋人や夫、知人などからの暴力に悩む女性も多いものです。
そのため、身近な人からの身を守る方法として、護身術が再び注目を集めるようになってきているのです。
これまで書いてきたように、女性が護身術を身につけることには大きなメリットがあります。
ぜひ興味のある人は実際に見学などに出かけてみてください。
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