シューズのソールの剥がれは自分で直せる?原因と修理方法
2018.7.10
シューズのソールが剥がれは、過度な使用によってだけではありません。全然履いていなかったシューズにも起こります。
まだキレイな靴なのに、ソールが剥がれて履けなくなってしまうのは残念ですよね。
ソール剥がれは修理可能なのか?専門店で修理したときの費用は?自分で修理することは可能?など気になる疑問とソール剥がれの原因について調べてみました。
この記事の目次
シューズのソールの剥がれ!原因はナニ?
シューズのソール剥がれは原因を知ることで防ぐことも可能です。
そこでどのような原因が考えられるのかを見ていきましょう。
まずは紫外線!紫外線が大敵なのはお肌だけではありません。靴のソールに使われるゴムも紫外線を多く浴びることでヒビが入ってしまったり、酸化してしまったりと劣化の原因となります。もちろんソールがはがれる原因にもなりますよ。
そして水。靴のソールは雨の日にも使用するので水に強いイメージがありますよね。でも意外にもゴムやポリウレタンは水分に弱いんです。
ポリウレタンは水分によってポリウレタンに含まれ物質が反応し、加水分解といって分解が起こってしまいます。
またゴムは水をしみ込ませないので、長靴などにも使用されていますが、水分を含んだまま収納してしまうと劣化の原因になってしまうんです。
なので靴をしまうときには、必ず陰干しで乾燥させてからにしてくださいね。
ちなみにどんなに丁寧に扱っていても、寿命でソールが劣化することもあります。コレは仕方のない事!しっかりと手入れをして箱に入れて収納していたのに、取り出してみるとソールがはがれていた・・・。なんてときは専門店に行って修理をお願いしましょう。
シューズのソール剥がれは、普段使いなら自分で修理も可能
普段使いで激しい利用法でないのならば、ソール剥がれを自分で直すことも可能です。
まずはソールをキレイに掃除をすることから始めましょう。ホコリや砂、泥などがついていると接着剤がキチンとつかなくなってしまいます。
キレイにした後はしっかりと乾かすこともお忘れなく!
ソールの汚れを取り除いたら、いよいよ接着です。ソールを接着する専用の接着剤がありますので、それを使用しましょう。
接着剤に一緒に付属されているへらなどを使って、ソールのふちまで万遍なく接着剤を付けていきます。
そして靴を圧着。20分程度しっかりと圧着をさせましょう。かなづちなどを使って圧着したり、靴とソールを紐で縛ったり、おもりをのせたりとはがれないように工夫をしてくださいね。
手を使ってしっかりと圧着してもいいですよ。
コレで修理は終了。ランニングなどのスポーツ、登山など激しい使用方法にはむきませんので注意をしてくださいね。
激しく使用するシューズのソール剥がれは専門店修理がオススメ
上記したようにスポーツなどで靴を酷使するなら、やはり専門店で修理をしてもらうことをオススメします。
でも気になるのは価格ですよね。靴の種類によっても修理価格に違いが出るので注意をしてくださいね。
接着剤でソールがついている場合には素材によって接着剤を変えますし、革靴のようにソールが縫い付けられている場合には、糸が切れてソールがはがれてしまいますので縫い直しの作業となります。
ソールを接着剤でつける場合、靴の状態などにもよりますが片足約2000円くらいで修理をしてくれる場合が多いようです。
またソール自体を交換する修理方法もあります。この場合には接着する方法よりも価格は高くなりソールが1万円以上する場合もあります。
しかし専門店で職人さんに頼むと、しっかりとソールがつき安心と美しさにも違いが出ます。
価格が気になるという方は、まずは見積もりを取ってから修理を頼むといいのではないでしょうか。
ダメ元なら100均の接着剤でシューズのソール剥がれを修理する方法も
自分で修理をする方法は元通り!という訳にはいかない場合が多いようです。ソールにつけた接着剤が靴にまでついてしまったり、しばらくするとまた剥がれてしまうと言うことも無いとはいえません。
しかし寿命だし捨てる前に試してみたいというのなら、自分で修理をしても良いのではないでしょうか。
靴の接着剤は100均で購入することもできるので、割安に修理をする事が可能です。
その際はまずソールの汚れを落とすこと、次にしっかりと乾かすこと、接着剤を靴につくことを防ぐなら、養生テープやマスキングテープを利用すると良いでしょう。
しっかりとソールをつけるコツは、接着剤は少なすぎず端までしっかりとつけること、そして接着剤が乾くまで圧着し続けることです。
ソールが剥がれて靴を捨ててしまうのなら、一度試してみてもいいですよね。
登山靴のシューズの剥がれがあった場合の対処方法
登山をするときに登山靴が壊れてしまうと大変です!まずは事前にしっかりとチェックをする事が大事!
ソールが剥がれていたり、ヒビなどを確認したらメーカーに連絡を取ってみてください。修理が可能な場合がほとんどです。しかし修理には時間が掛かりますので、点検は日にちに余裕を持って行うことをオススメします。
もし登山中にソールがはがれてしまったら。応急措置をしてください。
針金を使ってソールと靴を固定する方法は強度が保てます。細い針金なら邪魔になることも無いのでなお良いでしょう。
また針金が無いときは細引きなどで固定をしましょう。予備の靴紐を使って固定をする事も可能です。
針金や細引きなど、きつく閉めすぎないように注意をしてください。
そのどちらも無い場合にはテープ類を使って固定する方法もあります。その際にはガムテープなどを使用すると、すべる可能性がありますのでコチラも注意が必要です。