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インドの大気汚染の原因と対策について!滞在するなら注意を!

2018.7.6

インドの気になる大気汚染について・・・大気汚染の影響で、モヤがかかって見える日も多いようです。この原因はどのような事なのでしょうか?また、どのような対策があるのでしょうか?

予防や対策を紹介します!

また、大気汚染物質「PM2.5」の発生源についてなどもまとめてみました。
インドに滞在や旅行を考えている人は参考にしてください。

インドの大気汚染の原因とは。滞在するなら対策もしっかりと!

インドの首都デリーはモヤがかかって、天気がパッとしないように見える日も多くあります。
それはディーゼル車の排ガスが原因です。

デリーに住んでいる学生の肺の健康状態を調べたところ、肺の状態が良くない学生が全体の半数近く占めていることがわかりました。
肺だけではなく、目、頭痛など、他にも症状がでている人がほとんどいる事がわかりました。

政府は排ガスの削減対策を取り組んでいますが、急激に経済の発展が進んでいるインドでは車を持つ人が増え対策が追いついていないのが現状です。

中国でも大気汚染問題はよくニュースで流れていますが、デリーの場合は中国よりも深刻な問題のです。
数値は世界保健機関が、許容範囲とする基準の15倍にもなります。

経済成長がどんどん発展しているインドですが、仕事などでインドを訪れる人も多くなってきています。

そこでインドを訪れる時に必要な、大気汚染対策を覚えておきましょう。

対策も大変・・・インドの大気汚染の原因について。

秋になるとインドの北のほうでは、工場や暖房から出る煙が雲のように覆われキリがかっています。
これを「スモックシーズン」といいます。

  • 農業地域で行われる野焼きの煙
  • 工場や車から出る排気ガス
  • 盆地のため空気が溜まりやすい
  • この時期は風が弱く雨が降らない
  • 冷たい気温で汚染された空気が、地面の付近にたまりやすい

この五つが重なり、隣国のパキスタンにも広がるかなり深刻な大気汚染につながっています。

この中でも大きな原因の野焼きの対策をとりたいところですが、金銭面と支持率などを気にして政治家たちは規制にとりかかることできていません。

経済の発展は喜ばしい事ですが、このような問題を1つ1つクリアにしていかなければいけない問題がたくさんあるようです。

国民の健康状態や、農業地域の人々の暮らしなど、様々な事が関わってきますので、難しい問題なのでしょう。

インドの気になる大気汚染!予防や対策を紹介します!

この空気汚染(PM2.5)の数値をリアルタイムで調べられます。

数値が高い日はなるべき外には、出ないように心がけましょう。

洗濯は外に干すことは避けましょう。
雨季を除くとインドは湿気がすくないので、室内でもカラッと乾きます。

窓の開け閉めもなるべくは、しないようにします。
外の空気を家の中に、取り込まないようにしましょう。

外出する際は、目や肌を保護するサングラスやスカーフ、そして鼻や顎、頬などにフィットする高機能性のマスクをつけて下さい。
普通のマスクでは対策効果が低いので気をつけましょう。

家の中は空気清浄機を利用してください、
PM2.5対策の機能が付いたものがありますので、調べて購入しましょう。

外から帰ってきたら、手洗いうがいは必ずしましょう。
体内にPM2.5を極力取り込まないためです。

健康状態が良くない人や、年配の方、お子さんには特に対策を考えてあげましょう。

大気汚染物質「PM2.5」について。発生源はコレ!

「PM2.5」の大気汚染物質とは!

  • 微小粒子物質
  • 大気汚染物質で粒子が小さい
  • 肺などの呼吸器系の健康被害を与える

車や工場、船、飛行機などから出る煙や粉に硫黄酸化物など、大気汚染の原因となる目に見えない粒子物質です。

「PM2.5」はどうやって粒子物質ができるか?

物の燃焼によって発生するもの

  • 車や船、飛行機
  • 細かなちりを発生する施設
  • 自然由来の火山、土壌などの噴煙
  • 喫煙、ストーブなど家庭から

大気中でいろんな物質と混ざり化学反応がおき発生する

工場、火力発電所、車、船、飛行機などから燃料の燃焼されるものから、塗料や溶剤の使用、石油取扱施設からの蒸発、森林などから排出されるもの。

粒子は目に見えません。
そしてとても小さく知らぬ間に肺に入り込みます。
そのため、気管支炎や喘息の呼吸器系疾患、循環器系疾患などにかかりやすくなってしまいます。

年配の方やお子様には特に影響を受けやすいですので注意が必要です。

転勤でインドに行く事になったけど、大気汚染が心配です。

主人の転勤により、小児喘息だった中学生の子供を連れてニューデリーに行く事になりました。
大気汚染は中国よりも深刻だと聞き、目や鼻にも影響があるそうです。

大気汚染は思っている以上に深刻で、軽く考えるのはよくないです。
マニラに言った際、古い車が多く排気ガスのにおいがひどく、数分だけでも吸い続けると頭痛や吐き気がしマスクは必要不可欠でした。

こんな空気の中でも逃げようとしない現地の人は強いです。
正しくは逃れられないのかもしれません。

マニラでもこんな感じでしたが、ニューデリーはもっと何倍も深刻だと感じました。

転勤の期間はわかりませんが、1年だとして、私だったら行かない選択をします。
実際に一度行って確かめてみてはいかかでしょうか。

中には 全然大丈夫! という日本人もいますが、弱い人には勧めることはできません。

この記事の編集者

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