アルバイトの不採用の電話の受け方やかけ方、アレコレ
2018.7.5
アルバイトの面接に行ったら、採用か不採用かは早く知りたいものですよね。
では、電話連絡はいつごろ来るのが一般的でしょうか?
ここでは、気になる不採用の電話の時期や、そもそも連絡をしない企業側の理由やアルバイトの不採用の電話の適切なかけ方や受け方、アルバイトの採用を辞退もしくは保留したい場合の対処法をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
アルバイトの不採用の電話はいつごろかかってくる?
アルバイトの不採用の電話をかけない応募先企業もある
採用、不採用の電話通知は企業によって対応がさまざまです。
企業によっては、「採用の場合のみ1週間以内に連絡する」といったルールを設けているところもあります。
しかし「不採用でも連絡します」と聞いたのであれば、連絡期日を過ぎたら、電話で確認しても全く問題ないと言っていいでしょう。
なぜなら、応募者は不採用のときはすぐに次の仕事を探さなければならないからです。
どちらにしろ、連絡すると言って放置するような場合は、雇用側の落ち度のため堂々と電話をかけて採用か不採用を応募先に尋ねても、問題はありません。
採否の連絡がいつになるかは、面接時に確認しよう
不採用の連絡は応募先の企業や、お店の都合や考案方法で変わります。
確実なのは、面接時の最後に「採用、不採用のご連絡は頂けますか?頂けるとすればだいたいで良いので連絡頂ける日にちを教えて頂けますか?」とはっきり丁寧に聞いてみましょう。
連絡を気にしながら毎日過ごすより、事前に聞いておいたほうが安心です。
アルバイトの不採用者に電話をしない企業の理由とは
アルバイトの不採用者に連絡をしないのは、手間や経費がかかる
一番の理由は手間がかかるという理由です。
多くの企業の場合、不採用者の方が採用者よりも人数が多いものです。
特に人気の企業の場合は応募者も多く、採否連絡だけでかなりの手間がかかります。
電話の場合、つながらなければ再度かけ直したり、電話のやりとりの時間もかかります。
郵送の場合は書面作成し発送するなど、経費も掛かってきます。
メール通知の手間もかけたくないという企業もあります。
これは企業の考え方ですので、そういった企業もあるというのを認識しておいた方がいいででしょう。
あえて不採用を伝えないほうが無難なこともある
企業の方から電話やメール等で不採用を伝えた際に、納得してもらえない場合もあるのです。
それでまた時間を取られることを避ける意味もあり、連絡をしない企業もあるのです。
企業としては、不採用の連絡をしないことを正当化しているわけではないのですが、人間相手ですので、いろいろな事情が双方にあることで仕方なくそうなってしまうこともあるでしょう。
アルバイトの不採用の電話の適切なかけ方
職員欠員が1名出るため募集した所、予想を上回る応募がありました。
面接の結果採用する方が決まり、上司から不採用の方には電話で連絡するよう言われた場合、悩むのは不採用の通知についてです。
不採用の場合の電話は、事実を伝えることに徹する
一例)
このたびは弊社社員募集にあたり、ご応募ありがとうございました。
弊社人事部担当役員を含め慎重に選考の結果、まことに残念ながら今回は採用を見送らせていただくことになりました。
ご期待にお応えすることができず、たいへん申し訳ございません。あしからずご了承下さるようお願い申しあげます。
今後の益々のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。
最後に頑張ってくださいの一言を付け加えてもよいでしょう。
この時、気をつけなければならないのが、相手は少なからずショックを受けているはずです。
追い打ちを掛けるような言う必要はどこにもありません。
また今後相手と顧客として付き合うこともあるかもしれないので、出来るだけ丁寧に対応するのが基本です。
アルバイトの採用の電話が来たときの適切な受け答え
バイトが決まったと電話連絡があった場合、第一声は、率直に「ありがとうございます」でもちろんOKです。
しかし大切なのはそのあとです。
バイトスタート時に確認しておく内容は以下になります。
- 学生証や身分証のコピーの提出
- 健康保険証のコピーを提出
- 以前正社員だった場合、社会保険の離職票
- 出社までのスケジュールや勤務場所等も確認します
- 出社日時、どこに出社すればいいか
※バイト初日は別途研修がある等の場合は注意が必要です。また疑問点・不明点があった場合の連絡先、担当者名をしっかり確認しましょう。
服装・身だしなみの規定がある場合はどんなルールか
- 制服がある場合はサイズを聞かれますから、自分のサイズを把握しておきます。
- 制服の洗濯などのルールについてはあるか。
- 靴や靴下は自前という場合、色や柄、素材等の規定の確認。
アルバイトの採用を辞退もしくは保留したい場合は
採用を辞退したい
「ありがとうございます。ただ、大変申し訳ありませんが、この度の採用を辞退させていただきたく思います。実は、他に応募していたアルバイト先が先に決まってしまい、そちらで働かせていただくことになりました。せっかくご連絡をいただいたのに、申し訳ありません」
本来は辞退の場合は辞退したい気持ちが決まった時点でこちらから連絡すべきです。辞退が決まっているならなるべく早く伝えましょう。
保留にしたい
例えば、他の応募先が第1希望だった場合、そこの採否が決まるまでは保留したいというケースです。
「ご連絡ありがとうございます。ただ、こちらの勝手な都合で大変恐縮なのですが、実は他社で選考結果を待っているところがございまして、そちらの結果を待ってからお返事させていただくことは可能でしょうか?」
マナーとして、「他の応募先が第1希望なので」ということは言わないことが大切です。また、保留は事情なので、必ずしも待ってもらえるとは限りません。早く働いてもらいたいような場合は不採用になることもありますので注意してください。
なお、保留の期間は長くても3日以内が目安です。