文鳥をケージに移すのはいつから?文鳥を飼育する時のコツ
2018.5.19
ヒナの頃から文鳥を飼育している人は、いつから文鳥をケージに移したら良いのか悩みますよね!早すぎても文鳥に負担がかかるのではないかと心配になることでしょう。
文鳥をケージに移すときの目安はいつ?文鳥を飼育する時にはどんなものが必要なの?
そこで今回は、文鳥を飼育する時にケージに移す時の目安と、文鳥の飼育に必要な道具についてお伝えします!
この記事の目次
文鳥をケージに移すのはいつから?
文鳥のヒナを飼い始めたら、はじめはプラケースなどで飼育するのが一般的です。
その成長に合わせてケージで飼うために慣れさせる必要があります。
飛べるようになりケースが狭く感じ始めたら、ケージに慣れさせる頃合いです。
最初は止まり木をずっと低い位置に取りつけます。底網は歩きにくいので、新聞紙などを敷いておきましょう。
新聞紙の上に餌やおもちゃを置き、ケージのフタは外してそのまましばらく遊ばせましょう。
大き目のケージであれば、プラケースのままケージに入れて慣れさせる方法もあります。
はじめのうちは慣れないケージの環境に、落ち着かなかったり怯えたりすることでしょう。
ケージに入れるとプラケースよりも保温効果がありません。まだ体力のないヒナには厳しい環境になるため、焦ってケージに慣れさせる必要はありません。
1日数回の挿し餌が1日1回で済むようになってからで充分です。
文鳥をケージに移すのはいつから?目安は生後1ヶ月~
文鳥のヒナをケージに移す目安としては、生後1ヵ月~1ヵ月半くらいでしょう。
羽が生え揃って、飛べるようになる時期です。
明るい日中は保温したケージに移して過ごさせます。止まり木を低い位置に取りつけたら、試しに止まらせてみるといいでしょう。
ほとんどの文鳥は止まり木で寝ますが、床で眠ることもあります。
ケージの底網の上に新聞紙などを敷いて、汚れたらすぐに交換できるようにします。
成長が早ければ生後1ヵ月程で一人餌になりますので、エサ入れや水入れも設置しましょう。
完全に一人餌になったら夜もケージで過ごさせます。
生後2ヵ月頃になると、ヒナの毛から大人の毛に生え変わる「換羽」期を迎えます。
この時期は、メンタル的にナーバスになったり、イライラする文鳥も多いので、できるだけストレスがかからないように過ごさせてあげましょう。
いつからケージに移す?文鳥の飼育に必要なのはケージ以外に何?
文鳥の平均的な大きさは、体長14センチメートル、重さは25グラムほど。
1羽だけで飼うなら、それほど大きいケージは必要ありません。
2本の止まり木とブランコを1つ設置できれば充分でしょう。
タテ・ヨコ35センチメートル、高さ45センチメートルくらいのものがおススメです。
止まり木は、通常ケージに付属している物で大丈夫です。
ブランコには鈴やビーズなど音がするものやキラキラするものを付けると喜びます。
文鳥は水浴びが大好きな鳥です。水浴び用の容器は大きな物を用意してあげましょう。
止まり木にしっかりつかまれないうちは「巣」になるものも必要です。
餌や水は付属のケースで、小松菜などの葉物を指す「菜差し」も用意しましょう。
羽化したばかりの文鳥を育てるには
卵から孵って2週間ほどの文鳥は、まだしっかりと目が見えていません。
この頃のヒナから育てると、文鳥は育てた人間を親だと思い込んで、より深い信頼を寄せてくれます。
こうして育てた人間をこわがらない文鳥を「手乗り文鳥」と呼んでいます。
幼いうちに親鳥から話してしまうのが、かわいそうだと感じるかもしれませんが、エサを与え続ける親鳥の負担を軽減してあげることにもなります。
その後、人間とともに暮らすことになるヒナにとっても、人間に慣れるための大切な時期でもあり、けして「かわいそう」なことではありません。
ヒナを育てるには、3~4時間置きにエサを与える必要があります。
この時期のヒナは体を作るためにも栄養に気を配る必要があります。
また、温度管理は必須で、特に冬は保温をすることが重要です。
文鳥を育てるための環境を作れるかどうか、飼う前にしっかり考えておくことも必要です。
文鳥は水遊びが大好きです
文鳥は水浴びが大好きなので、バードバスを用意してあげましょう。
問題は、とにかく勢いよく水をまき散らすということ。
家にある湯桶などで代用もできますが、うっかり室内で水浴びさせると、周辺一帯が水浸しになってしまいます。
そのままだと半径30~50センチメートル程度の範囲には、ほぼ水が飛び散ると思っておいてください。
専用のバードバスだと覆いがあるので外への水の飛び散りを防いでくれます。
ケージの入り口に引っかけて使えるタイプのものが便利です。
ただ、ちょっと狭いものが多いので、たまにはお風呂場などで大きな湯桶を用意して思い切り水浴びさせてあげるのもいいのではないでしょうか。
また、バードバスの出入り口からケージの中は、けっこう濡れてしまうのですが。
でも楽しそうに水に入って羽をバタつかせたり、一旦上がってもう一度…と、何度も水浴びする姿が見られますよ。