猫に加湿器超音波は使用してもいい?使用する時の注意ポイント
2018.5.16
猫を飼っているお家では、加湿器超音波を使う際に使用しても大丈夫?猫に何か影響は及ぼさない?と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
調べていくと加湿器は使用しても良いそうですが、どんな点に注意し使用すれば良いのかについて調べまとめてみました。
その他にも加湿器を購入する際のメリット・デメリットについても合わせてご紹介します。
この記事の目次
加湿器超音波を使用し、猫にこんな影響が出たら使用はNG?
人間のフケのように、猫の体からもフケが出ることがあります。
特に冬の場合は乾燥が原因の場合が多いでしょう。猫を撫でていると静電気が起きる季節は乾燥が進んでいます。
乾燥が気になったら加湿器で部屋の湿度を調整しましょう。
ペット用の保湿液もありますが、使用する際は獣医師に相談してからの方がいいですね。
乾燥以外に、猫のフケの原因には次のようなことが考えられます。
- グルーミング不足(肥満や高齢が原因のことも)
- ストレス
- 食物アレルギー
- ダニやノミなどの寄生虫や、それによるアレルギー
- 真菌や白癬
毛が抜けたり、皮膚に赤みがある場合はアレルギーや真菌などの可能性が高いかもしれません。
フケが続く、量が多いなど気になったら使用を中止しましょう。
フードを変えた、引っ越しをしたなどフケが出るようになった時期に、環境などに大きな変化がなかったか確認してみてください。
猫に加湿器超音波は使用してもいい?おすすめな加湿器とは?
加湿器にもいろいろ種類がありますが、猫を飼っている場合はどんな機種がいいのでしょう。
猫がいる家庭でおすすめめな、加湿空気清浄機
ダニやハウスダスト、猫などの動物でアレルギーを引き起こす人間がいるように、猫もハウスダストなどでアレルギーになることがあります。
人間にも猫にも、アレルギー対策として空気清浄機能付きの加湿器はとても便利と言えます。
フィルターや本体の掃除に手間がかかる場合もありますが、スチームが出ないタイプの方が火傷の心配もなく、猫が怖がることもありませんね。
猫がいる家庭で使用する際の、ハイブリット式・超音波ミスト式
加熱式で蒸気が出るタイプのものは、猫が興味をもって寄ってきたリ、いたずらをしようとして火傷の危険性があります。
その点、本体が熱くならず蒸気も発しないタイプの加湿器がいいと思います。
ミスト式のものは熱くならないかどうか、仕様書などで確認することをおすすめします。
猫がいる家庭での、加湿器超音波を使用する時の注意ポイント
冬、乾燥する季節になると活躍する加湿器。
猫を飼っている家で加湿器を使い始めると、猫の視線を集める状況が発生することがあります。
蒸気の出るタイプの加湿器では、常時かすかな音とともにゆらゆらと蒸気が立ち上ります。
蒸気のふわふわとした動きが猫の興味をそそり、その場から離れない猫もいるほど。
蒸気を「謎の生き物」だと思うのか、捕まえようと猫パンチを繰り出すことも。
しかし、いくら攻撃しても何の手ごたえもなくふわふわと逃げる蒸気を不審な顔で見つめています。
繰り返しているうち蒸気で湿った前足を舐めたていたり。
こんな行動を考えると、熱い蒸気が噴出するスチーム式は避けるべきでしょう。うっかりじゃれついた猫が火傷してしまうかもしれません。
超音波式や気化式、ハイブリット型などがいいのではないでしょうか。
注意したいのは、アロマオイルを入れて香りも楽しめるというタイプ。
人間には良い香りでリラックスを誘うアロマですが、猫には有害なものも少なくないので注意が必要です。
猫が加湿器を倒してしまう!考えれる原因と対策方法
加湿器の多くは本体が透明や半透明で、中に入っている水を見ることができます。
中身が見えないタイプのものでも、水の流れる音などが聞こえます。
猫は流れる水が好きで、蛇口から流れ出る水を見つめていたり、舐めたりする姿は動画でよく目にします。
猫にとって加湿器は、気になる水音がしたり、中の水が見えたりと気になる存在。
ついつい気になって観察したり、手が出たりして加湿器を倒してしまう場合もあるのです。
もし、アロマオイルを使用しているのなら、それが原因で加湿器が攻撃されていることも考えられます。
アロマオイルは猫にとって有害な場合もあり、本能的に察知して加湿器を攻撃! 結果、加湿器を倒してしまった…ということもあります。
あまり興味津々が過ぎるなら、目立たないところに置いたり目隠しをするなど工夫してみましょう。
アロマオイルも猫を飼っている家では、使わないほうが無難です。
加湿器にはどんなメリットやデメリットがあるの?
乾燥した時期には肌の保湿や風対策としても有効な加湿器。
加湿の方法によっていくつかの種類があり、それぞれのメリットとデメリットもあります。
加湿器気化式のメリットとデメリット
水で濡らしたフィルターに風を当てることで水分を気化して加湿します。
静かで消費電力も少ないという利点があります。
反面、加湿には時間がかかり、フィルターの清掃頻度も高くなりがちです。
スチーム式加湿器のメリットとデメリット
電気ヒーターで水を沸騰させて出た蒸気で加湿します。パワフルに加湿でき、沸騰させるので使用する水の中の雑菌も死滅させるので衛生的です。
こちらは電気の使用量が高くなり、加湿器本体の動作音が大きいというデメリットが。
また、熱い蒸気が出るので小さな子供やペットのいる家庭では火傷の危険性があり注意が必要です。
超音波式加湿器のメリットとデメリット
超音波振動で水を非常に細かなミストにして加湿します。
コンパクトで低価格なものが多いのが特徴。
沸騰させない水を使うため、雑菌が繁殖してしまうと空中に拡散してしまうことにもなります。
衛生面で注意が必要です。
ハイブリット式加湿器のメリットとデメリット
上記の方式を組み合わせたタイプで、使用する環境に合わせて選択することができます。