食器棚などには突っ張り棒をプラスして耐震強化しよう
2018.5.9
食器棚や本棚は地震が起こった時に倒れてくるのが心配ですよね。
そんな時には賃貸でも釘を打たずに使える突っ張り棒で耐震を!
また突っ張り棒にプラスアルファする事でさらに耐震強化をする事が可能です。
意外にも簡単に耐震設備をする事が出来るので、今すぐにまさかに備える事が出来ますよ!
その他にも設置する時のポイントなどもご紹介いたします。
この記事の目次
耐震用の突っ張り棒を棚や家具に設置する時のポイント
突っ張り棒を付けているから安心?いいえ、そうは言えないようです。
付け方や場所によってはせっかくつけていても、効果が発揮されない場合もあるんですよ。
それではいざという時に困ってしまいますよね。
ではどこをチェックすると良いのか?まず一番は突っ張り棒を付けるタンスなどの天板や天井がしっかりしているかどうか?
ココがしっかりとしていないと、いくら突っ張り棒を使っても意味がありません。天井は大丈夫と思いがちですが、昔ながらの和室の天井などは意外に強度がないこともあります。突っ張り棒を付ける前に手で押してみて強度を確認することが大事です。
そして次に突っ張り棒を付ける場所、これは手前よりも奥にしっかりと付けて下さい。
そうすることで硬化が期待できます。
そして最も効果的だと言われるのが補助版を付ける方法です。天板や天井のツッパリ棒を設置する面に各1枚板を挟みます。こうする事で地震の揺れを受け止める面が出来るために効果が得られるのだそうです。
耐震に食器棚と天井に突っ張り棒!プラスして耐震強化を図ろう
突っ張り棒を付けていても、付け方や場所などを確認しないと効果が得られないかもしれないというお話をしましたが、我が家の突っ張り棒は放っておくと少し緩んでしまうんです。
付ける位置などはしっかりと確認をして取り付けているのですが、気が付くと緩んでいる様子。その都度ガッチリと突っ張るように取り付け直しますが、チョット心配です。
こんな悩みは我が家だけでしょうか?突っ張り棒を買い直した方が良いのか?と考えていた時に突っ張り棒の代わりになるものが紹介されていました。
しかも特別な物ではなく、すぐに手に入るものです!
それは段ボール。なるべく天井とタンスの天板を埋める大きさの物を使います。
方法はいたって簡単。段ボールの中に使わなくなったものなど適当な物を詰めて、タンスの上に置くだけです。
突っ張り棒とのダブル使いがなお効果的だというので、突っ張り棒も定期的に様子を見ながら使っています。
コレなら段ボールが突っ張り棒の役目も果たしてくれるので、我が家の突っ張り棒でも安心ができます。
食器棚には耐震として突っ張り棒?それとも伸縮箱?
耐震強化に効果があるとかなり有名になった突っ張り棒ですが、今新たに伸縮箱というのがあるのを知っていましたか?
突っ張り棒は小さな面しか接していないので、天板と天井の隙間を埋めるために段ボールをかませるダブル使いがいいとお話ししましたよね。
実はすでに商品化されていて箱が伸縮して、より大きな面が接するようなグッズが出ているんです。
しかし最初にもお話ししたように突っ張る事を考えると、天板と天井の強度が問題になってきます。
もし賃貸で天井の石膏ボードの天井に穴を開けてしまったなどとなると、いくら耐震の為と言っても修理費用がかかってしまいます。
また両法の面に板を設置して、そこに伸縮部分を当てる方法も確実なのは板を天井に打ち付ける事です。
これも賃貸ならNG。賃貸の場合は天井の梁がある部分など伸縮部分の合わせて付けるのがいいようですが、丁度良くそこに家具を置くのはなかなか難しいですよね。
賃貸でも使える耐震グッズを探して、不安なようなら合わせ技を使ってみるのも一つの手です。
耐震マットと突っ張り棒の合わせ技
こちらの方法は耐震の突っ張り棒ではなく、普通の突っ張り棒の合わせ技です。
良く窓辺にカフェカーテンをかける時などに使う突っ張り棒です。
突っ張り棒つながりで紹介させていただきますが、あの突っ張り棒良く落ちてきませんか?急にがたっと音がしたと思うとカフェカーテンが突っ張り棒ごと落下している事が我が家ではよくあるんです。
コレを防ぐために耐震マットを壁と突っ張り部分に挟んでみました。
耐震マットはホームセンターや100均でも購入する事が出来ます。
ジェル状のプルプルしてるシートです。テレビの転倒防止などに使っている方も多いのではないでしょうか。
それを突っ張り棒に挟んでみる合わせ技です。
使ってみるとしっかりとかみ合っていていい感じです。落ちてくる気配はありません。
しかしうちの白い壁に青い耐震シートはとっても目立ちます。透明のマットも販売されているようなので見つけたら購入をして、近々取り換えをしようと思っています。
突っ張り棒の他にも転倒防止に役立つ金具類
突っ張り棒の他にも家具の転倒を防いでくれるものはあります。それはL字金具!
柱と家具を金具とネジを使ってしっかり固定をするので、家具が倒れるのを防いでくれます。
注意点は柱がある所をキチンと見極めてネジを付ける事です。デメリットは賃貸の場合は壁や柱に穴を開けてしまう事。大事なタンスにも同じような穴が空いてしまいます。
その他にはチェーンなどを使って天井の柱と家具を繋ぐ方法もあります。これは壁の柱がどこに通っているかわからない時に有効な方法です。
この場合もやはり家具や天井にネジの穴を開けなければいけません。
このように金具やチェーンを使う方法は、穴を開けなければいけないというデメリットがありますが、耐震には効果的です。
我が家のタンスには最初から転倒防止用の金具がセットされていました。花嫁ダンスだったので思い切ってネジ穴を開ける事が出来ませんでしたが、いざという時のことを考えるとそうも言ってはいられないですよね。