車の固形ワックスの塗り方や手順、あると便利なもの
2018.4.27
車を洗車したあとに固形ワックスなどを使う場合は、どんな塗り方をするのが良いのでしょうか?ワックスにはどのような種類があるのでしょうか?
調べていくとワックスを塗る時には、天候にも気を付けなければならないという注意点がありました。特に夏場の炎天下に塗るには危険なようです・・・。
今回は、車の固形ワックスの塗り方や手順、塗り方のポイントなどを併せてご紹介します。
この記事の目次
車の固形ワックスの塗り方はどうやるの?夕方か早朝がオススメ
良く晴れた日には洗車をしたくなってしまいますが、車に日差しがサンサンと注ぎ熱くなったボディにワックスをかけるのはNGなんですよ。
そんな日にワックスがけをするなら、車を日陰に移動させて行ってください。
ボディが熱くなっているうえにワックスがけを行うと、ワックスが焼けてしまいます。
目安は触った時の温度。ひんやりしてればOK!生暖かい場合でも日陰で少し冷えるのを待ってから行うと良いでしょう。
洗車をする場所に日陰がないという方は、日中の日差しが強い時間帯を避けて早朝や夕方などの日が傾いている涼しい時間帯に行ってみて下さい。
そしてワックスを塗る時のポイントですが、余りつけ過ぎずに薄く付ける事です。
薄く付けても十分に効果は発揮されますし、ワックスと拭き残しを防ぐことも出来ます。
車の固形ワックスの正しい塗り方や手順について
ワックスを塗る時にはまず洗車をしましょう。
車はキレイに見えてもホコリや小さなチリなどがボディに付着しています。そのままワックスをかけてしまうと、細かな傷がいくつも付いてしまいます。
コレだとせっかく車をキレイにしたくてワックスをかけているのに、かえって車に傷をつけて台無しになってしまいますよね。
まずは車の表面についている汚れをキレイに落としてからワックスがけを始めて下さい。
そしてこの時にもう一つ注意点があります。
洗車後は水分の拭き残しがないようにしっかりと拭き取りを行ってください。
液体のワックスですとボディが濡れたままでもOKですが、固形タイプだと濡れたままで付けると乾いた時に拭き取りが大変です。
乾いたボディで塗りこむことをオススメします。
そして先ほどもお話ししたように、ワックスは薄く延ばすのがポイントです。
ワックスをかける時は日が当たらない時間を選んで行っていますので、拭き取りも時間がかかってしまうと困ります。
素早く拭き取りが出来る事も考えて、やはりワックスは薄く延ばすのがいいですよ。
車の固形ワックスの塗り方の3つのポイント
せっかくワックスをかけても、ムラになってしまっては残念です。
ムラにならない為の簡単なワックスがけの方法をご紹介いたしますね。
まず洗車後は水分の拭き残しがないようにします。
次にワックスを付けるスポンジを水に濡らし、ビチャビチャにならないようにきつくしっかりと絞ります。
そこに固形ワックスを少量つけて、まずは縦方向に、次に横方向にワックスを塗っていきます。
コレなら塗り残しがなくワックスを付ける事が出来ますよね。
そしてワックスが完全に乾ききる前に、乾いたキレイな布ででワックスを拭き取っていきます。
布はタオルなどよりも、繊維の目の細かな物が拭き取りやすいです。
車の全体をこのようにワックスがけしたら、最後に最初にワックスをかけた場所に戻って拭き残しがないかどうかを確認します。
ワックスは乾くとハッキリと白い筋が残りますので、拭き残しがあれば布で拭き取りを行ってください。
これでワックスがけ終了です。ムラなくキレイに仕上がりますよ。
車の固形ワックスの選び方とあると便利なものと、適した服装とは?
手軽に塗れるワックスは液体タイプ
拭き取りに時間を取られることがないので、簡単にワックスをかける事が出来ます。
ワックスの効果を長もちさせたいのなら固形タイプ
ワックスをかけた後はツヤが出てボディをキレイに仕上げる事が出来ます。
液体と固形の真ん中に位置する半練りタイプ
固形よりも塗りやすく、液体よりもワックスの効果が長いのがこのタイプです。
またワックス選びも重要ですが、拭き上げに使う布もワックスをかける時には重要なポイントとなります。
布選びを間違うとワックスの拭き取りが悪く、時間がかかってしまう事もありますよ。
まず一般的なのがネル地の布。これで大体のワックスを拭き取りましょう。
更にキレイに拭き上げをしたいのなら極細布を使用して拭き残しを無くします。ネル地よりも細かい目になっているのが特徴です。
またこれよりも目が細かい超極細繊維の布もあります。こちらを仕上げに使う事で車のボディにツヤが出て、さらにキレイに仕上がります。
キレイに仕上げをしたい時には、拭き上げの布も段階を踏んで変えてみてはいかがでしょうか。
車の洗車後にワックスするのは絶対に必要なこと?
ワックスをかけるのはチョット面倒なので、ワックスがけを行わない方もいらっしゃいます。
しかし新車の時のような車のツヤを少しでも再現したいと思うのなら、ワックスがけをオススメします。
そもそもワックスはボディを薄い膜で覆い、塗装面を保護する役割があります。
洗車をすることで汚れを落としキレイに保つことは出来ますがツヤを出す事は出来ません。
また洗車だけでは、表面に膜を作ってコートをする事も出来ません。
ワックスがけは見た目もツヤが出てキレイに、そして塗装を保護してくれるのです。
しかし塗り過ぎも良くありません。ワックスが落ちていないのにどんどん重ねてワックスを塗っていくと逆にツヤが失われてしまう場合もあります。
ワックスの効果が無くなってきたと感じたら、ワックスがけをするように適度な間隔で行う事が重要です。
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