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パスポートのサインは、フルネームに限らずなんでも良かった!

2018.6.16

パスポートのサインをフルネームで書いている人は多いのではないでしょうか?

そして、字体は漢字やローマ字というのが一般的。

しかし、調べてみるとサインには特に決まりが無く、言ってみれば「なんでもいい」ようです。驚きですよね。

でも、あまりにも簡単なサインは真似されてしまう可能性がありますので注意が必要です。

パスポートのサインについて、知っておきたい情報をまとめてみました。

パスポートのサインはフルネームで書かないとダメなの?

「私のパスポートのサインは、漢字でもひらがなでもカタカナでもアルファベッドでもありません。じゃあ何を書いているのかと言うと、解読不明のサインです。これを使い続けて、現在10年パスポートが2冊目です。海外には何度も足を運んでいますが、これで問題になった事は一度もありません。言ってしまえば、本名が太郎という人であったとしてもご自身で「二郎」とサインすれば、それがサインになるのです。」

パスポートもクレジットカードのサインも、基本的に「あなたが書いたもの=サイン」になります。フルネームじゃなくたって構いません。あなたが書けば、それはあなたを示す文字となるのです。

本来であれば楷書で漢字で書いた方が良いのかもしれません。もし海外でパスポートを失くしてしまった場合でも真似が出来ないので、アルファベットで書くよりも安心かと思います。

申請書の署名欄には「自署」とだけ書かれており、フルネームといったような制限はありません。あなたが署名を枠内に書けば、それがサインです。

日本字やローマ字などに関してアドバイスをしている県はあるようですが、フルネームと指定している所はありません。

パスポートやクレジットカードのサインはフルネームじゃなくてもOK!しかし・・・

クレジットカードを取り扱っているお店によっては、こんなことをお願いしてくることがあります。

「サインはフルネームでお願いします。」
「カード裏面のサインも、この場で漢字フルネームで書いてください。」
「漢字フルネームでなければ、このカードはご利用出来ません。」

さて、これらの要求には従わなければいけないのでしょうか?答えはNOです。こんな時には、笑顔で丁寧にこう返してあげましょう。

「カード裏面と同じサインなので、問題ありませんよ。」
「カード裏面のこのサインには、漢字フルネームも含んでいるんですよ。追記してしまうと、重複しちゃいますよ。」
「今までこちらのお店で問題なく使っていましたよ。」

決しておどおどせずに、堂々と話すことがポイントです。そしてキレたり怒鳴ったりすると面倒なことになりますので、あくまでも笑顔で対応しましょう。

フルネーム?どんな字体?パスポートのサインはちゃんと考えよう

日本は印鑑を押す文化がありますので、あまり「サイン」というものについて深く考えることはありませんでした。

しかしフィリピンに来てからというもの、様々な場面でサインを要求されることが増えたのです。洗濯物出すときとか、何かを購入する時とか・・・。

フィリピン人は、みんな自分のサインを持っています。日本人でいう、芸能人が書くようなカッコイイやつです。

きっと日本人のほとんどの人は、パスポートのサインに漢字やアルファベットでただ名前を書いただけのサインを使用していることかと思います。

実際に私も何も考えずにアルファベットでサインを書いたのですが、今思えばちゃんと決めておけば良かったと後悔しています。

どうしてかと言うと、こっちでビジネスを始める時に公式な書類にサインをする機会が増えるのですが・・・その際、サインはパスポートと同じものを求められます。

そしてただアルファベットで名前を書いただけのサインをすると、「パスポートと同じサインにして!」と言われてしまうのです。同じなんですけどね!!

フィリピン人のかっこいいサインに比べると、とてもカッコ悪い私のサイン。

もし今後パスポートを作る予定のある人は、ちゃんとサインを決めるべきです!

パスポートのサインを漢字で書くことのメリットとは

中国は漢字の国です。その為、日本人と中国人は言葉を交わすことが出来なくても、筆談であれば多少の意思疎通をすることが出来ます。中国へ行く事が多いという方は、パスポートのサインを漢字で書いておくことをおすすめします。

どうしてかと言うと、中国のホテルに外国人が宿泊する際に、ホテルは公安へ提出するための宿泊者名簿を書きます。その際にはパスポートなどの身分証明書を、一旦ホテルへ預けなければいけないのです。その時サインが漢字で書かれていれば、スタッフは書類に記載しやすく時間短縮にも繋がります。

そして飛行機に乗る時、チケットに名前が漢字で記載されている場合はパスポートの署名欄もチェックします。もしそこでパスポートのサインがローマ字表記だと、名前が一致していないと判断されて飛行機に乗れないことがあるのです。

ローマ字は署名欄とは別のところに書いているのですが、漢字を確認したい時には署名欄をチェックするほか無いのです。署名欄を漢字で書いておけば、ローマ字でも漢字でも確認可能なので便利です。

パスポートのサインはカタカナで書く派という人も

私はサインをカタカナで書きます。

きっと、小さい頃から母親が宅配便などのサインをする時に、カタカナで書いているのを見ていたからだと思います。その為、私も正式に書かなくて良いものに関しては簡単に書きやすいカタカナを使うようになりました。

たまに旧姓で書いてしまいそうになりますが、新姓になってもカタカナサインは変わっていません。

このカタカナサインは、パスポートにもクレジットカードにも使用しています。どうしてパスポートのサインもカタカナで書くことになったかと言うと・・・、10年くらい前に初めて海外旅行に行く事になった時、パスポートを作ることになりました。既にパスポートを持っていた友人は、サインにひらがなを使用。理由を聞いてみると、日本にしかない固有の文字だから安全であるというものでした。

見せてもらうと、小さく丸まったひらがなで書かれていて、理にかなっているなぁと思ったのです。

そこで私は、パスポートにも元々使っていたカナカナサインを採用することにしました。そうすると海外で利用するクレジットカードもカタカナにした方が良いと思って、そちらもカタカナに。

正直、簡単に書けてしまう分セキュリティ面は少し心配ですが、それでも私はカタカナサインが良いのです。

この記事の編集者

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