とんかつに欠かせないキャベツ!上手な切り方を教えます
2018.6.16
とんかつを頼むと必ずといっていいほど添えられている「キャベツ」。油であげたとんかつをキャベツがスッキリとさせてくて、まさに相性抜群ですよね。
さらに言うと、お店で出てくるキャベツの千切りはシャキッと食感もよくて、家ではあまり真似できないものです。
そこで、キャベツの千切りの上手な切り方について調べてみました。ぜひお試しを!
この記事の目次
とんかつに添えるキャベツを上手く切りたい!おすすめの切り方は?
とんかつにキャベツはやっぱりなくてはならないといった感じがします。
そこで美味しい千切りキャベツを作るためにはどうしたらよいのでしょう?
やっぱり細くて口当たりがいいものが美味しく感じます。逆に太くて口の中でゴワゴワとしてしまうと残念ですよね。
しかし定食屋さんのように細い千切りキャベツは難しいものです。
そこで口当たりがよくなるようにキャベツの切り方、繊維の向きを気にしてみて下さい。
繊維にそって切るよりも、繊維を絶つように葉脈に直角になるようにして切るとごわつきが少なくなります。
そして後はとにかく練習あるのみ、最初は時間がかかってしまいますが必ず慣れて上手になります。
キャベツを抑える方の手は、手を切らないように指を丸めて猫の手を意識してくださいね!
とんかつ屋さんのキャベツを再現できる切り方とは?
トンカツ屋さんのキャベツは細くて、歯触りがよく美味しいですよね~。
もちろん厨房にいる方が包丁で切っている場合も多いですが、スライサーを使っている所もあるんですよ。
私は大きな社員食堂で仕事をしていた事があるんですが、その時は業務用のスライサーを使ってキャベツの千切りをしていました。
スライサーを使う時のコツはキャベツを刃に当てる時に押し過ぎない事。
ついつい力が入ってしまってキャベツを押しすぎると、太い千切りになって歯ごたえのある物になってしまうんです。
家でもキャベツの千切りをする時、上手くいかなかったり時間がない時などはスライサーを使ってみるのも手です。
コツはキャベツの大きさを小さくし過ぎない事。小さくするとバラバラになりやすく上手くスライスが出来ません。
そして上記したように力を入れ過ぎない事です。
スライサーを利用しても手で切ったような美味しい千切りを作る事が出来ますので、ぜひ挑戦をしてみて下さい。
とんかつに添えるキャベツも切り方しだいで美味しくなる!その秘訣は?
大きなキャベツは、その部分ごとに適した料理方法があります。
例えば外側の葉は炒め物に向いているので、野菜炒めや回鍋肉などに使うと良いでしょう。
そして内側の葉は茹でたり蒸したりするのに適しています。また漬物を作る時にもこちらの葉を使うと美味しく仕上がりますよ。
ではキャベツの千切りなど生のままで食べるのに向いている部分は?というと中心部分の葉なんです。
美味しく調理しやすいというメリットがありますので、ぜひ意識をして調理してみて下さい。
千切りをする時には最初にも触れたように繊維を絶つように切ってください。そうすることで柔らかい歯触りの千切りが出来上がります。
また力任せに押し付けて切るのではなく、包丁を滑らすようにスライサーで切るような気持ちで千切りをしましょう。
キャベツの千切り!切り方の手順は?
部位ごとに使い分けをすると適した部分を美味しく調理する事が出来ますが、大きなキャベツを丸ごと食べるのは一人暮らしの方にはなかなか難しいですよね。
大抵の方は1/2や1/4カットになったものを購入するのではないでしょうか。
そのような時は、1/4カットにしたものを今度は上下を1/2にカットをして上部分だけを使って千切りを作っていきましょう。
一番上の硬い葉を除いて少し上から押しつけて厚さを均等にします。
そして千切りをしていきましょう。上記したように包丁でカットをする時には刃で押し付けずに滑らすようにキャベツを切っていきます。
切ったキャベツは水をはったボウルに入れて、ザルに移し水気を切ります。この時に流水で軽く洗い流すと汚れと青臭さが取れて食べやすくなります。
しっかりと水気を切ったらトンカツの皿に盛りつけて下さい♪
とんかつにキャベツが添えられているのはなぜ?
トンカツにはキャベツ!お決まりの組み合わせですが、なぜキャベツが付け合わせに盛られているのか考えた事ありますか?
初めてトンカツが作られた時代は、実は野菜を生で食べる習慣はなかったのだそうです。
洋食の付け合わせには、バターで炒めた野菜が付け合わせに付くのがその時代のお決まりだったのです。
しかし昔はこの付け合わせが不人気で、また手間がかかるため作らなくなったようです。
そこで登場したのがキャベツの千切りです。これを付け合わせにしたところ評判がよく手間もかからないので定着していったんですね。
トンカツの脂っこさを、キャベツの千切りでサッパリとお口直し!絶妙な組み合わせです。
またキャベツは胃の粘膜を整えたり、胃腸の働きを良くするなどのビタミンや成分が含まれていて食物繊維も豊富です。
この食物繊維はお通じを良くする事でよく耳にしますが、それだけではなく油の吸収を抑えてくれる役割もあるそうです。
栄養面での組み合わせもバッチリという事なんですね!