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披露宴で乾杯の挨拶をする叔父のスピーチの内容について

2018.4.15

結婚式の披露宴では、マイクの前でスピーチやメッセージを述べる機会があるかもしれません。

叔父など親族であれば、乾杯の挨拶を任されることもありますよね。長すぎるスピーチは嫌われますし、短すぎるのも拍子抜けになる恐れが。

乾杯の挨拶で、適度な長さ・話題で乾杯への流れを作るコツをいくつかご紹介しましょう。基本はモジモジせずにはっきりした発声ですよ!

披露宴で叔父が乾杯の挨拶をするときの定番パターン

「○○君、○○さん、ご結婚おめでとうございます!ご両家の皆様、おめでとうございます。
ただいまご紹介に預かりました、新郎の叔父の○○と申します。

(一言)

それでは、お二人の前途を祝し、新郎新婦の末永いお幸せ、両家並びにご列席のみなさまのご多幸とご繁栄を祈りまして乾杯の音頭を取らせていただきたいと存じます。

皆様、ご唱和願います。乾杯!」

シンプルで簡単なあいさつ文ではありますが、いかがでしょうか?最初の乾杯の挨拶で長々話すと場がしらけてしまったりするので、簡潔にするのがおすすめです。

そのため、友人代表や職場の上司のようなエピソードトークは不要だと思います。

話すとしたら、自己紹介の後に「あんなに小さくやんちゃだった○○君がこんなに立派になって綺麗なお嫁さんを貰うことになって、私としても嬉しい限りです。」程度の簡単な一言で充分です。
そして、「お二人には新たな家庭を持つ喜びを分かち合いながらも、お互いにしっかりと支え合って幸せな家庭を築いて行っていただけたらと存じます。」のようなはなむけの言葉を言い、締めます。

インパクトも大切ですが、コンパクトに。新郎新婦への語り掛けよりも、列席者が飽きない事も大切です。

披露宴での乾杯の挨拶の基本構成。叔父ならば短めでOK!

披露宴の挨拶は自己紹介から

まずは自己紹介として、新郎または新婦と自分の関係性と自分の名前を述べます。

披露宴に参加している年長者や他のゲストへの配慮の言葉

披露宴には自分より年長者などもいると思いますので、配慮の言葉を添えます。

祝辞

いよいよ祝辞の言葉を述べます。新郎新婦はもちろん、両家のご家族に対してもお祝いの言葉を言います。更に招待していただいたことへの感謝の言葉を添えるとよりスマートです。

新郎、新婦とのエピソード

新郎または新婦と自分のエピソードを簡潔に盛り込みます。親戚の場合は話さなくても構いません。友人や同僚、上司などの場合は新郎新婦を褒める内容で短めのエピソードを話すようにしましょう。

はなむけの言葉

新郎新婦にむけて、新な門出への祝福や激励の言葉を贈ります。ただし、「沢山子供を産んで」のような表現は避けた方が良いでしょう。

「乾杯」の言葉はタイミングが大切

いきなり「乾杯!」というとゲストの足並みが揃いません。例えば「皆様、ご唱和願います。それでは・・・乾杯!」のように、ゲストもタイミングを合わせられるように配慮しましょう。

披露宴の乾杯の挨拶は短めが吉。「話の長い叔父さん」はNG

乾杯の挨拶は、「乾杯!」という言葉がメインです。そのため、長々話をすることはマナー違反になってしまいます。

スピーチの時間にすると60~90秒程度がベストです。それ以上話すとゲストに長いという印象を与えてしまう可能性があります。

また、スピーチし終わっていきなり「乾杯!」というのは避けましょう。いきなり言うと乾杯の準備が出来ていないゲストが慌ててしまいます。なお、「乾杯」ではなく「おめでとう」と唱和する方法もあります。ピンとこないゲストもいるかもしれないので、グラスをしっかりと掲げると乾杯に代わる言葉なのだと伝わるでしょう。

乾杯!と唱和する前には、唱和のタイミングの確認し、ゲストへも指示をします。

場合によってはまだゲスト全員に乾杯の飲み物が行き届いていない事もあります。スピーチの終わりには「皆様、ご唱和をお願いします。」など唱和のタイミングを指示しますが、その時にまだ飲み物が行き届いていないゲストがいる場合は、少し待ちましょう。

その際、「まだグラスが届いていない方がいらっしゃるようなので少々お待ちください」と言います。

スピーチも言い終えて全員に飲み物が行き渡ったらいよいよ乾杯の唱和です。声が小さいとゲストに聞こえない可能性があるので、しっかりと大きな声で、早口にならないように気を付けて力強く発声しましょう。

披露宴の乾杯の挨拶は、はっきりと大きく発声しよう

おめでたい門出の場をスタートさせる乾杯の唱和が小さな声では、新郎新婦は出鼻をくじかれたような気持になってしまいかねません。

また、緊張しすぎて自己紹介が抜けてしまう人もいます。司会の人が「乾杯の唱和は新郎(新婦)の叔父様にお願い致します」等と言われてマイクの前に立ちますが、自己紹介はしましょう。

最初に言うべきことが抜けてしまうと、どんどん緊張して声が小さくなっていってしまう人も多いです。そのままの勢いで「乾杯!」と言うと失敗してしまう可能性が高いです。

たとえば、「乾杯!」の声が近くの人にしか聞こえない位小さかったり、声が裏返ってしまったり、噛み噛みで「かんぱい」がちゃんと言えないという場合もあります。

乾杯と言うのを失敗したと思って、言い直す人もいます。しかし、ゲストはもう乾杯してグラスに口を付けている人もいて、足並みのそろわないスタートになってしまう可能性もあります。

緊張していても「乾杯!」だけはしっかり言えるように、落ち着いて、ゆっくり、はっきり、大きな声で言いましょう。

しっかりできていても、スピーチが短すぎると、乾杯がいきなりすぎるように感じてしまいます。短めのスピーチでも、唱和のタイミングを指示するとゲストもタイミングを計りやすいでしょう。

披露宴でのスピーチは言葉選びに注意して入念な原稿チェック

大丈夫だと思っても、マイクの前に立つと緊張してしまって言おうと思っていたことを忘れてしまう事があります。乾杯やスピーチをお願いされたら、原稿を作りましょう。実際には見ないで話すとしても、万が一のためにポケットに忍ばせておくと気持ち的に安心感があると思います。

原稿を作成する時には気を付けた方がいいポイントがありますので、ご紹介します。

下ネタや自慢、新郎新婦の失敗談は言わない

おめでたい席ですし、フォーマルな場です。そのような場では品格が求められますので、品格を疑われる内容は相応しくありません。エピソードを話す時は、新郎新婦を褒める内容にしましょう。

作った原稿を時間を計りながら声に出して読む

声に出して読むと不自然な場所、文字では理解できてもゲストが音として聞いたときにはよくわかりにくい箇所などがあると気付くでしょう。

また、声に出して読むと思ったよりも短かったり長すぎたりします。声に出して読む・修正する・声に出して読むを繰り返しましょう。何度か声に出して読んでいるうちに話すスピードや間の取り方のコツがわかってくるでしょう。

時間をあけてから再チェック

一度完成したと思っても、数日経ってから見直して見てください。修正が必要だと思ったら一度できた原稿を練り直してみると良いでしょう。

この記事の編集者

INTELIVIA

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