日勤や夜勤の掛け持ちをするときの心得やポイントを紹介
2018.3.12
日勤と夜勤のバイトを掛け持ちするときにはどんなことに注意したらいいのでしょうか?
日勤と夜勤のバイトを掛け持ちするときの心得とは?大切なのはシフトの組み方のようです。夜勤の後に日勤となるのはアリ?ナシ?
日勤や夜勤の繰り返しで眠れないときには、どんなことをしたらいい?日勤や夜勤の掛け持ちをするときのポイントを紹介します。
この記事の目次
日勤と夜勤のバイトを掛け持ちするのは無謀?
家計を支えようと日勤と夜勤のバイトを掛け持ちし、頑張って働いている方も多いでしょう。
日勤と夜勤のバイトを掛け持ちするのは体力的にも大変ですが、一週間を日勤→夜勤→夜勤→休み→日勤→夜勤→休みとするのはどうでしょうか。
夜勤後の日勤はきついものなので、間に休みを挟むのです。その方が仕事もしやすいですし、体調を崩して周りに迷惑をかけることも少なくなります。
本業と副業を掛け持ちして長時間労働を続けても、必ずいつか体を壊してしまいます。長い目で見れば、収入よりも体を大切にした方が、長く続けられるのではないでしょうか。
仕事内容にもよりますが、夜もバイトをするなら、夜10時~12時くらいに終われるところの方がいいかもしれません。
夜勤は睡眠時間を削って働くので、睡眠不足のなか無理して夜勤明けの朝から別のバイトをすると、疲労がどんどん蓄積されて負担が大きくなります。
休む暇がないほど働いて体調を崩してしまっては元も子もありません。
掛け持ちバイトを楽にするには、なんといってもシフト調整が大切です。
時間の配分を上手く行うことで、両立することも可能になります。
日勤と夜勤の掛け持ちは体が基本!
日勤と夜勤を繰り返すのは、ミスや事故の元になります。
海外旅行をすると生活リズムが狂って、やっと慣れたころに帰国しますよね。それを繰り返しているようなものです。時差ぼけの状態のまま正常な判断てできるでしょうか。
健康上にも不安が残ります。
勤務ペースを切り替えるのが難しい場合は、体内時計の合わせ方や眠気対策をしっかりと行い、ミスや事故に繋がらないよう努力しなければなりません。
夜勤のときにだけ体内時計を逆転すれば問題ないのでは?と思われがちですが、体内時計が安定するのに3週間ほどかかると言われています。
夜勤の頻度が少ないのに体内時計を合わせるのは難しいため、体内時計は日勤に合わせる方が合理的です。そのうえで眠気対策を行い、夜勤に備えて体調を整えるよう工夫するのです。
仮眠ができる職場であれば、30分程度でも仮眠をすることで眠気が軽減できます。
また、お茶やコーヒーなどカフェインがあるものを摂取することで目が覚めます。カフェイン効果の持続は4~5時間程度なので、夜勤後半に多く摂ってしまうと夜勤明けに寝れなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
日勤と夜勤の掛け持ちがきついなら夜勤専従になるのもひとつの方法
夜勤が多い職種といえば「看護師」です。
夜勤専従看護師のバイトもあり、収入面でもとても魅力なバイトの一つです。
夜勤専従看護師のバイトは夜勤ができる時間に制限がありません。
常勤の看護師は、夜勤が1ヶ月で144時間と制限されているため、月8~9回しか行いません。夜勤専従看護師はそれ以上の勤務ができるため、収入はかなり高くなるのです。
また常勤の看護師は2交替制で日勤と夜勤、3交替制で日勤、準夜勤、深夜勤となることから、生活リズムは乱れがちになります。
夜勤専従は固定されないので、一度慣れてしまえば生活リズムも整えやすくなります。
夜勤が終わった日の翌日は休みになるため、夜勤でも子供と一緒に長くいられる時間を確保できるメリットもあります。
夜勤を行うわけなので、小さな子供がいる場合は、夜子供の面倒を見てもらえる環境を整えておく必要はあります。
もし預け先がない場合でも、保育所完備の病院を利用すれば問題を解消できます。
夜勤に入っている時間だけ院内保育園を利用するのです。
夜勤のあとに日勤は法律違反?非合法なのは?
夜勤明けに日勤、または日勤明けに夜勤を行うということは、必然的に働く時間が長くなるということになります。
そこまで働いても法律的に違反にならないのかと疑問に持ちますよね。
結論から言えば、連続勤務には前提条件が必要になります。
夜勤から日勤のように連続勤務となったとしても、それが無条件で法律違反になるわけではないのです。
法律上の労働日は、一日0時~24時としています。
なので、同じ日付の中で日勤と夜勤というように、勤務時間が分割されていても労働時間を2回に分割して集計することはできないとなるのです。
残業と連続した勤務シフトに関しては、会社と労働者との間で、36協定を含む労使協定における同意を行うことが必要となるのです。
どうしても夜勤という勤務シフトが発生する、病院の仕事や警備といった職種。
体が休まらないまま長時間労働を強いられてしまいがちですが、上記のような同意がされているかどうかがカギとなるのです。
日勤と夜勤の掛け持ちをする人におすすめなアイテム
人間の体内時計は、1日が24時間あるのに対し、約25時間でリズムを刻んでいるって知っていましたか?
体内時計の修正に不可欠なのが「光」です。
人は明るい光を朝に浴びることで、体内のリズムが進むように出来ているのです。逆に言えば、夜に光を浴びると体内時計は後退してしまうということになります。
よって、覚醒効果を持つ「光」を利用して頭をクリアにするのも一つの手段です。
夜勤の時は通常よりも照明を明るくし、夜勤後はサングラスをするなど遮光して眠れるよう、光を利用して体内時計を調整する工夫をしている企業もあります。
また、夕方の運動は夜眠りに付きやすくなりますし、入浴によって熟眠感が高まることもあります。
自分にあった方法を見つけ、夜勤後も良い眠りに繋げられるようにしましょう。
交替勤務に従事する場合は、特に睡眠時間を重視してください。
そのためにも、規則正しい生活をおくれるよう、さまざまアイテムを駆使しながら工夫してもらいたいものです。