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動物のデッサンのコツ!似た動物の描き分けについても紹介!

2018.3.10

動物のデッサンって難しい・・・そんな方にはデッサンのコツを紹介しますよ!

基本のデッサン手法を使った犬の描き方、また、似ている動物の描き分けができるデッサンのコツもお伝えします。

動物を描く時、毛並みの表現方法はどうしたらいいのか、色鉛筆を使う方法で犬の毛並みはどう描いたらいいのかなどもまとめてみました。

動物のデッサンのコツを3つ紹介します!

動物の形の基本構造について考えます。

抑えておきたい3つのポイントについて注意しながらデッサンすれば、動き出しそうな動物をデッサンすることができるでしょう。

動物をデッサンする時に、重要なのはその動物の特性や特徴についてです。

泳ぐ動物は、走るのに必要な筋肉は要していないはず。
ですから、その動物の特性や特徴を知り、感覚的にとらえておきましょう。

これは、骨格や筋肉と言った生物学的な体のつくりのことを言っているわけではありません。

ゾウなら「大きい」

うさぎなら「まるい」

キリンは「ながい」

チーターやヒョウなら「速そう」

こういった、イメージをしっかりと頭の中に焼き付けてから、デッサンを始めるようにしてみてください。

こうして動物を象徴的にとらえてから「骨格」を理解するようにしてくださいね。

イメージ通りにアウトラインで特徴を捉えます。
それから、そのイメージを崩さないように骨格をはめていきます。

それから、その動物の特徴的な筋肉を書き込んでいきます。

ふわっふわの毛に覆われている動物にも、筋肉は存在しています。

筋肉の作りを無視してふわっふわを表現することはできないでしょう。

まずはこの

  • 印象・イメージ
  • 骨格
  • 筋肉

を意識しながら動物のデッサンを始めてみましょう。

動物のデッサンのコツ・・・犬の描き方について。

どのような絵でも「立体感」が出ていなければ物足りませんよね?

「イラスト」ではなく「デッサン」したいなら、モデルを「模写」するのではなく「デッサン」しなければなりません。

イラストではなく、デッサンしたいなら、今にも紙から飛び出してきそうな犬を描かなければ意味がありません。

では、どうすれば立体感や躍動感を持たせつつデッサンすることができるのでしょうか?

まず、全体のバランスを考えてみましょう。
頭の位置、胴体の位置、足の位置、尾の位置などなど…。

それぞれの位置を大まかに把握するために、その箇所に円を入れてバランスを見ます。
それから、骨組みなど、全体に書き入れ、毛並みを整えます。

最後に顔の部分を書き、全体に仕上げてきます。

犬をデッサンする場合には、犬種によって頭の位置や足の長さのバランスが違ってきますのでその犬種の特徴をしっかりと捉えるように、バランスよくデッサンしましょう。

似ている動物の描き分けが難しい!デッサンのコツを教えて!

ヤギと羊の違いを知っていますか?

日本に住んでいると、ヤギも羊も身近にいるという人はそう多くはいませんよね。

ヤギと羊の違いは次の通りです。

ヤギ

  • 顔の形が逆三角形
  • ヒゲ
  • 馬っぽい感じ
  • 足が長い

  • 丸いフォルム
  • 羊毛
  • 足が短い

ヤギも羊も足先は偶蹄目ですから、蹄は4つで描きましょう。

トラとライオンに違いをつけたいときには、顔の大きさに注意しましょう。
トラよりもライオンの顔つきを大きめに描くとよりライオンらしくなります。

トラは顔つきを小さめに、鼻筋を通します。
顔付きは極端な逆三角形ではなく、扇をイメージして書くようにしましょう。

チーターとヒョウはちょっと難しいですよね。
チーターはとにかく、皮下脂肪率ゼロをイメージしてデッサンしてください。
ヒョウは猫を大きくした感じですね。
また、特徴的なヒョウ柄を描くと、どこからどう見てもヒョウになります。

動物を描く時、毛並みの表現方法は?

キタキツネの金色に光る毛並みを表現するには、下書きの時に2Bくらいやわらかいエンピツを使用するとよいでしょう。
この時に、筆圧はかけずに、軽いタッチで描きこんでください。

全体のベースを塗る時には、毛並みの美しさを表現するために、細い線で短めにハッチを入れてください。

輪郭にそって、毛並みの方向性を確認しながらハッチを書き入れていきましょう。

エンピツの濃さに変化を付けると、何種類もの線を描写することができますよね?
この、線の描写を操ることができれば、今にも動き出しそうな毛並みを表現することができるでしょう。

犬の毛並みはどう描いたらいいの?色鉛筆を使う方法。

色鉛筆を使って、動物の毛並みを表現する方法をご説明します。

今回は「犬」

最初は薄く色をおいていき、イメージを作ります。

それから、濃さや明るさを乗せていきます。

目の部分にも色を丁寧に使い、表情に明るさを持たせるとよいでしょう。
また、白は最後に入れます。
この白色を効果的に使って、生き生きと今にも動き出しそうな犬を表現しましょう。

『白』は塗ることもできますし、色鉛筆がなら、消しゴムで擦って色を抜く方法もあります。

また、水彩絵の具を下地に塗り、色鉛筆で丁寧に毛並みを表現するとよりよい仕上がりになります。
この時は、絵の具の水分が完全に乾いてから、色鉛筆で書き込むようにしてくださいね。

この記事の編集者

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