大学の滑り止めを受けないのはアリ?ナシ?滑り止めの決め方
2018.4.11
大学の滑り止めは必要ない?受けないつもりでいたけれど・・。
浪人覚悟であれば、大学の滑り止めは必要ないかもしれませんが、そうではない場合はしっかり滑り止めの大学を決めておいたほうがよさそうです。
大学の滑り止めの決め方とは?何校受けておいたほうがいい?大学受験にかかる金額は?気になる大学受験について調べてみました。
この記事の目次
大学の滑り止めを受けないのは危ない?滑り止めのススメ
大学の滑り止めを受けないのは危険!必ず保険を
「滑り止めは必要がない」と考える人も中にはいるでしょう。しかし、もしあなたが浪人できない状況なのであれば、滑り止めは受けた方が良いでしょう。
絶対的な自信がある!なんていう場合でも、受験当日は何が起こるかわかりません。絶対に受かると思っていた大学でも、突然例年とは違う傾向の問題が出題されたりすることだってあります。回答方法を間違えて、予期していなかったところでミスしてしまうこともあるのです。
こういったことが万が一起こってしまった時の為にも、滑り止め大学は受けておくべきと言えます。もし浪人覚悟で一つしか受けないというのであれば、それはそれで問題ありません。
しかし「浪人は出来ない」「浪人だけは嫌だ」と考えているのであれば、滑り止めのことも考えておかなくてはいけません。
そして滑り止めを受けておくことで、第一志望大学を受験する際にも多少安心感があり、心に余裕が出来るのです。「万が一第一志望に落ちても、行ける大学はある」と思うことで、緊張も和らぐことかと思います。
大学の滑り止めを受けない人のはどんな人?
浪人を覚悟している人!
浪人してでも第一志望の大学に入りたい!と思っている人であれば、滑り止めを受ける必要は無いと思います。もし滑り止めに受かっても結局は行かないわけですし、行く気も無いのに滑り止めを確保することに意味を感じません。
その為、行きたい大学だけを絞って、その大学の色々な学部を受けるというのも一つの方法かと思います。実際にそういう人もいますよ。○○大学に入れるならそれで良い!と考えている人もいるのです。
浪人をする余裕があって、本人もその覚悟があるというのであれば、第一志望だけに絞った方がむしろ良い気がします。ただ、一つに絞らずにいくつか受けてみるというのも良いかもしれません。
例えば○○を目指していて「○○に行けなくても△△なら良いかな?」と思えているのであれば、そちらも受けてみるべきです。自分が進学しても良いと思える大学かどうか?というのを判断基準にしましょう。
実際に私は滑り止めに受かっていたものの、そこには絶対に行きたくありませんでした。その為、自分の偏差値では少し難しいけれど行きたいと思える大学をいくつも受け、その中の一つに合格することが出来ました。
大学の滑り止めを受けないのはNG!?受験校の決め方
第一志望の大学は手厚く受験する
これは、受験において大切なことです。本番は一度しかありません。その一度の受験で結果を出すというのは、とても難しいことなのです。当日の体調や問題の内容によっても大きく変化しますからね。しかし、どうしてもその大学に受かりたい!と思うのであれば、その大学を何度か受験することで合格率は高くなります。
合格する人によくあるのは、「○○大学の△△学部と□□学部はダメだったけれど、××学部には合格した。」というようなパターンです。
滑り止め大学は受験しよう
滑り止め大学は、やはり受けておいた方が安心です。例え第一志望に落ちてしまった場合でも、行ける大学があると思うことで、心に余裕が生まれます。そして、どこの大学であったとしても合格というのは嬉しいものです。センター試験を活用しながら、第一志望の受験前には合格を持っておくようにしましょう。
不合格が続いても、諦めないことで合格に繋がる
受験というのは、何が起こるかわからないものです。その為、滑り止め大学に落ちてしまったけれど、第一志望には受かったというパターンだってあります。
不合格が続くと、ガックリと肩を落としてしまう方も多いかと思いますが、大切なのは諦めないことです。最後まで一生懸命にやることで、合格を手に入れることが出来るのです。
大学の滑り止めは何校くらい受けるものなの?
私立大学は、何校くらい受験するものなの?
受験料や入学金の準備などもありますので、親としては気になるところですよね。
受験する大学は、滑り止め大学、実力に合った大学、挑戦する大学など、合わせて3~5校くらいになると思います。実際に予備校の保護者会でも、そのように説明しているのを聞いたことがあります。
しかし、受験の戦略をどうやって立てるかによって、私立大学を何校受験するかどうかというのは変わります。一般的には国立大学を志望する人は少なく、私立大学が多めになるかと思います。
そして、滑り止めを何校受けるかも決めておきたいですよね。滑り止めを受ける際は、センター試験を上手く活用すると良いでしょう。
国立大学を受験しないという場合でも、センター試験を受ける人はたくさんいるかと思います。
私立大学に入るにあたって、センター試験の成績を利用して入学できる大学もありますので、大いに活用すると良いでしょう。わざわざ受験をしに行く必要もありません。
滑り止めは2~3校を選んで、センター利用入試で出願する事をおすすめします。
大学の受験はけっこうお金がかかります・・。
大学受験の際、いくつかの大学を受けるのが一般的です。そして近年は一般入試意外にも受験方法には色々なものがあり、推薦入試やAO入試などもあるのです。それらを併願して受験する事も出来る為、同じ大学でいくつも受験するという子もいるのです。
そして受験の際には、結構お金がかかるのです。
まず願書を請求する際にお金がかかることがあります。だいたい1,000円くらいのところが多いみたいです。そしてその願書を送る際にも、郵送料がかかってきます。
受験となれば、受験料がかかります。センター試験は18,000円、国立大学で17,000円、私立大学の場合は35,000円くらいかかるのです。さらに、私立大学ではA方式、B方式と2種類の受験もすることが出来る場合があり、どちらも受ける場合は更に高額になってくるのです。
加えて受験する大学が遠くにある場合には、交通費や宿泊費だってかかってきます。受験日は安いホテルはすぐ満室になってしまい、仕方なく高いホテルに泊まらざるを得なかったなんて話もあります。
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