先住猫が子猫に激しく威嚇!これから仲良く暮らしていけるのか
2018.3.3
新しく家に子猫を迎えると、先住猫が威嚇したりすねてしまったなどの経験をした飼い主さんは多いと思います。
どうにも仲良くなれそうもないと、早々にあきらめるのはまだ早いです。
世間では、猫の多頭飼いは珍しくありません。
猫たちがどう乗り越えてともに生活しているのか、飼い主さんたちの声を聴いてみましょう。
この記事の目次
先住猫が子猫を威嚇する!どうやって仲良くなりましたか?
先住猫がビビってしまって、居心地悪そうにしていると、新しく子猫を迎えてしまったことを後悔してしまいますよね?
一瞬で打ち解けるという期待はしていませんが、一週間経っても馴染まないと、これからどうしようか…、子猫ちゃんを戻してこようか…なんて考えてしまいますよね?
いじめてどちらかが大けがをするような事態でなければ、時間が解決してくれるでしょう。
なにかのきっかけで急接近することもありますし、徐々に距離を縮めていく場合もあります。
とにかく、人間の主観で判断せずに、長い目で見守ってあげることが必要になってきます。
始めは別の部屋で飼い、別々にエサを与えるようにしてください。
お互いニオイに慣れてくれば、互いの存在を確認し合うようになるはずですから。
メスの先住猫が子猫を威嚇してひどいです。同じ経験の飼い主さんいますか?
ウチは、先住の猫がメスでした。
それから、オス猫を家に上げることになったのですが、もう修羅場でした…汗
オス猫は仔猫ではなく、大きくなっていましたからそれはもう馴染みませんでした。
先に飼っていたメス猫は、クール。
後から連れてきたオス猫は、犬のような気質で人懐っこかったものですから、空気を読まずにメス猫に近寄っては、猫パンチをくらい、撃沈していました。
オス猫は、人懐っこくじゃれてくるので、どうしてもかわいがってしまいました。
そうすると、クールなメス猫が地味にヤキモチを妬いていたのでしょう。
なんとなく調子が悪くなってきました。
すり寄ってこないので、一人で過ごしたいのかと思い放っておきました。
以前から、愛想がないメス猫でしたから、私に懐いていないとさえ感じていましたが、感情表現が下手なだけだったようでした。
元気がなくなってきた先住のメス猫への対応を間違えてしまったことを反省し、とにかく何をするにも、メス猫優先にして、つれない態度をとられても、頑張ってかまってあげるようにしました。
そうすると、メス猫ちゃんは落ち着きを取り戻して、女王の風格を取り戻し、定位置に鎮座するようになりました。
どっしり構えたメス猫と、ちょろちょろしているオス猫。
あまり絡んではいませんが、お互いの役割をしっかりとはたしているように見えます。
なぜ先住猫が子猫を威嚇するのか?その猫の気持ちとは
猫の習性として、群れを作らないというものがあります。
なので、自分のテリトリーに他の猫が入ってきたら警戒心を抱き威嚇するのは猫の習性でもあります。
人間でもそうですよね?
自分の家に、今日から私も一緒に暮らすからと言ってずかずか入られたら、警戒するし拒否するに決まっています。
そういった猫の気持ちをきちんと理解しながら、徐々に二匹の猫の距離が縮まっていくのを見守ってあげましょう。
子猫との対面は最初が重要!
大抵の場合は、先住猫は威嚇し、新入りの猫(子猫の場合が多い)は、すぐに馴染む、と言うパターンが多いかと思います。
先住猫がいて、子猫を迎える時には、最初が肝心!
初顔合わせを失敗すると、後々大変なことになります。
先住猫が、新入りを威嚇しないためにはどうしたらよいのでしょうか?
まず、いきなり顔合わせをしてはいけません。
連れてくる前に、子猫の匂いの付いたタオルやおもちゃなどで先住猫に新入りの「ニオイ」をかがせておきましょう。
この、ニオイを覚えさせておけば、初顔合わせをしてもスムーズに子猫を受け入れてくれる確率が高くなります。
また、最初は顔を合わせずに、別の部屋へと連れ帰り、雰囲気で別の猫がいることを感じさせるのも方法の一つです。
先住猫も子猫も、環境の変化で警戒心が出てしまうのは仕方ありません。
今日から一緒に住むからと言って、いきなり仲良くはなれないのは人間も一緒ですよね?
警戒してしまうのは仕方がありません。
でも、飼い主さんが不安になると、その気持ちが猫ちゃんたちにも伝わります。
絶対に仲良しになれますから、気長に見守ってあげましょう。
子猫が怖がって威嚇する時は無理にスキンシップを取らない!
猫にも性格があります。
包容力のある猫もいます。
子猫が来たら受け入れてくれる猫ちゃんもいますが、大抵の場合威嚇します。
先住猫も、新入り猫も、とにかく最初は慣れないし威嚇しまくり合うでしょう。
飼い主が余計なことをして事態を悪化させてしまうこともあります。
とにかく、最低限のお世話だけをして見守ることにしましょう。
最初、興味はあるけど、威嚇する気持ちの方が強いのは仕方がありません。
徐々に警戒心が溶けてこれば、そのうち仲良くなってくると思います。
警戒心が強すぎる猫は人間にも懐きにくいもの。
居心地が悪そうにしている猫を見るのは辛いですが、そのうちに絶対に家族の一員として馴染んでくれますから、辛抱強く見守りましょう!