自転車で警察に注意されると安全講習?自転車の違反について
2018.4.4
自転車でに乗っているときに、どんなことをしたら違反となるのでしょうか?音楽を聞くのも違反?自転車の走行中に警察に注意されてしまう事とは?
信号無視のようなわかりやすいものから、こんなことも違反になるの?というものまで自転車に乗っているときにしてはいけない事を紹介します。
14歳以上は誰でも対象となるので気をつけましょう。
この記事の目次
自転車に乗っていて警察から注意されるとどうなるの?
2015年6月1日より自転車運転者講習制度が導入されました。
これは、3年以内に2回以上14の危険行為を行ってしまい検挙されるか、事故を起こした場合に命じられる講習です。
自転車に乗っている時に違反をしたら、警察から「自転車指導警告カード」というものか「交通切符(赤切符)」というものをもらいます。
このどちらをもらうかでその後の処分が変わってきます。
警察から注意されると自転車指導警告カードをもらうことになる。
イエローカードや警告票と呼ばれることもありますが、自転車に乗ってる時に違反行為をした場合、警察に警告を受けた時にもらうカードです。
14歳以上が対象になります。
違反行為をした現場で警告を受けて警告カードを受け取り、ほかにというに何もない場合はその場で終了ということになります。
警察から注意されると、交通切符(赤切符)が交付されることも。
自転車に乗っている時に違反行為をした場合、謙虚されて赤切符が交付されると、刑事手続きを行うようになります。
起訴されてしまえば略式裁判が行われるようになり、被告人の立場になってしまいます。
自転車に乗っていて警察に注意されるのはどんなことをしたとき?
自転車に乗っている時に摘発を受けてしまうのは以下のような場合です。
- 信号無視をした
- 酒気帯び運転をした
- スマートフォンの操作を行いながら自転車を運転していた
- 一時停止の場所で止まらなかった
- 閉まり始めた踏切の中に入った
- 逆走した
- 歩行者に危険が及ぶ運転をした
- 交差点で車の進行を妨害する
- ブレーキがついていない自転車を運転した
自転車で違反をしてしまった時の罰則は以下のようになります。
自転車の危険行為で警察に注意されると罰則・罰金があることも
違反行為を3年間で2回以上行ってしまった自転車利用者は、公安委員会の命令を受けてから3ヶ月胃兄の指定された間に安全講習を受ける義務が発生します。
この安全講習で、自分の自転車の運転の仕方がどれほど危険な事なのかに気づいてもらうようにし、安全運転を自ら心がけるようにする目的があります。
講習が行われる時間は3時間、講習にかかるお金は手数料として5700円になります。
自転車で警察に注意をされる?スマホの利用
自転車に乗っている時にスマートフォンの操作をしていると大変危険です。
スマートフォンの操作をしている時は片手で運転していることになりますよね。
通話をしているのであれば前を向いて運転しているでしょうが、中にはメールやLINEに文字を入力している人もいます。
この時の意識はスマートフォンに集中しているでしょうから、周囲も見えずに大変危険な状態だということになります。
スマートフォンを操作しながら自転車に乗ることは禁止されているのでやめましょう。
では、ハンズフリーで利用している場合はどうなのでしょうか。
イヤホンを使ってハンズフリーで利用している場合の罰則は、道路交通法では違反になりません。
ですが、各都道府県の条例では禁止されているところもあります。
違法ではなくても、周りの音が聞こえないという状況はかなり危険ですから、自転車に乗るときはイヤホンをして走行するのはとても危険です。
自転車の違反でとくに注意したいのは通行禁止違反や歩行者用道路徐行違反
自転車に乗るときは以下のことに注意しましょう。
自転車に乗る時に注意したい、通行禁止違反
一方通行の場所や指定方向外進行禁止、時間指定の通行禁止がある場合、自転車もその表示に従わなければなりません。
自転車が道路の右側を通行することも許されていませんので、通行した場合は危険運転行為になってしまいます。
ただし、「軽車両を除く」や「自転車を除く」という表示がある場合は従う必要はありません。
自転車に乗る時に注意したい、歩行者用道路徐行違反
自転車が通行しても良い歩行者用の道路で、歩行者がいるのに注意をせず、徐行をしないで通行した場合は違反行為になります。
自転車の中にはスポーツバイクやロードバイク、電動自転車のようにかなりのスピードが出てしまうものもありますので、歩行者用道路を通行する時は注意を払って通行するようにしましょう。
自転車で警察から赤信号無視の注意をされたときは?
自転車に乗っているとき、赤信号を無視して警察に注意をされた場合、その注意を無視してしまうと最悪の場合摘発されてしまうこともあります。
自転車の運転について、最近では罰則も強化されています。
自転車を利用している人も増加しているため、悪質なマナー違反も増加しているのです。
そうすると、自転車による事故が後を絶たなくなってしまい、警察も自転車の違反を厳しく取り締るようになります。
東京地検では、悪質な違反者には略式起訴を行って罰金刑に処すことを発表しています。
このため警察もこれに従って悪質な違反者を検挙しているのです。
信号無視を繰り返して処分される場合は、5万円以下の罰金刑に処されることがあり、検察に送検されて取り調べを受けることにもなってしまいますので、自転車に乗るときは違反行為をしないようにしましょう。
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