国内線の乗り継ぎの時に、一旦外出することが出来ます
2018.2.20
国内線を利用して乗り継ぎをするという時に、次の便まで時間があってどうしよう?ということがありますよね。
少しの時間なら空港内で時間を潰すこともできますが、たっぷり時間があったりせっかくなら外出してどこか観光したり用事を済ましたりしたいという場合もありますね。
空港から一旦外出ってできるの?そんな疑問にお答えします。
この記事の目次
国内線の乗り継ぎの時に外出しても大丈夫?
国内線の手荷物検査と搭乗ゲートまでの時間
乗り継ぎの空港で、手荷物検査を終えなければいけない時間や搭乗ゲートに行く時間は決められています。手荷物検査だと基本的には出発時刻の15分前まで、搭乗ゲートには10分前までにいなければいけません。
乗り継ぎ空港での搭乗手続き
チケットを購入したときに、乗り継ぎ旅程が同じなら乗り継ぎ空港でもう一度搭乗手続きをする必要はありません。例えば、羽田空港から那覇空港に行くのに関西空港で乗り継ぎする場合、これらを一括で購入していれば乗り継ぎ旅程が一緒となるため、最初の羽田空港で関西空港~那覇空港分も搭乗手続きが出来るため搭乗手続きは不要です。
一括で購入するのは、同じ航空会社の場合だと思いますので、乗り継ぎ便が別の航空会社を利用する場合や、チケットを別々に購入手続きした場合は、手続きが必要です。
その場合は、乗り継ぎの空港に到着したら搭乗手続きを忘れずに行ってください。
羽田空港で国内線の乗り継ぎの時に外出はできる?
国内の乗り継ぎの空港で外に出ることは可能です。
乗り継ぎしない時と同じで、到着口に向かって出ればよいだけです。ただし、一度到着口から出てしまったら、乗り継ぎ便に乗る前にもう一度手荷物検査はしなければいけません。
乗り継ぎ扱いで荷物を預けた場合は、荷物は最後の目的地まで返されることはありませんので、乗り継ぎ空港の到着口で荷物の引き取りをする必要もありません。
万が一、乗り継ぎ便に乗り遅れてしまった場合、荷物だけ目的地の空港まで運ばれてしまうことはほぼありませんが、あなたの荷物を出すために飛行機の出発を遅らせてしまいます。
もう一度手荷物検査場を通らなければいけないなどの手続きが必要になるため、外出は充分時間に余裕がある時だけにしておいた方が良いでしょう。
国内線の乗り継ぎの時には外出できます。成田空港の場合
乗り継ぎ便まで時間があるときは、こんなものを利用してみてはいかがでしょうか?
乗り継ぎまでの時間、カプセルホテル、シャワールーム、仮眠室を利用する
空港直結、併設のカプセルホテルを利用したり、シャワールームや仮眠室を利用してリフレッシュしましょう。
シャワールームにはボディソープやシャンプー、タオル、ドライヤーなどの備品が用意されています。仮眠室はシングルとツインがあり、12歳以下の子供は何名でも同伴可能です。
各料金や仮眠室の予約などは施設に問い合わせてください。シャワールームは予約を受け付けていないということなので、予約不要で気軽に利用出来ます。
乗り継ぎまでの時間を有料ラウンジで過ごす
様々なサービスが受けられて、飲み物や食べ物のサービスもあります。落ち着いて過ごす事が出来るでしょう。
乗り継ぎで外出や人と会う場合は?
例えば、海外から成田空港に帰国し、他の地方空港に乗り継ぎがある場合、入国手続きを行った後なら、国内線搭乗までの時間に外出や人と会うことも可能です。
しかし、保安検査場が混雑することも予想されるので、時間に余裕を持って行動しましょう。
国内線の乗り継ぎでの預けた荷物は?ANAの場合
Q.国際線で飛行機の乗り継ぎをするのですが、出発空港で預けた荷物は最終目的地まで預かってもらえますか。
A.はい、同一空港での乗り継ぎ時に条件を満たせば、最終目的地の空港までお預かりします。
ただし、乗り継ぎ便の航空会社、旅程によって取り扱いが異なります。
- スルーバゲッジ可能な主な条件は以下のとおりです。
乗り継ぎ時間を満たしていること。 - 乗り継ぎ便の予約が確保されていること。
- 乗り継ぎ便の運航会社がスルーバゲッジ提携航空会社であること。(例:スターアライアンス加盟航空会など)
日本国内線から国際線に乗り継ぐ場合
同暦日(*1)中の乗り継ぎの場合、スルーバゲッジ可能です。
(*1)羽田空港のみ、暦日を越え0:00~3:00に出発する深夜便へのスルーバゲッジが可能です。
米国で乗り継ぐ場合
お預けの手荷物は、米国入国の際に一旦お引き取りいただき、預け直していただく必要があります。
手荷物タグが最終目的地になっている場合も必ずお引き取りください。
その他
乗り継ぎ空港により取り扱いが異なります。
チェックインは何時に空港に行くといいの?
空港に到着しチェックインが済んでいない場合は、予約してある航空会社のチェックインカウンターに行ってチェックインをします。荷物を預ける場合は、手荷物カウンターにも行きます。
チェックインや荷物を預けるのが済んだら、保安検査場へ向かいます。手荷物検査を受けて出発ロビーに向かってください。
国際線は、出発ロビーに行く前に出国手続きをしますので、パスポートを用意しておきましょう。
搭乗時間になると、ビジネスクラスや航空会社カードのゴールドメンバー、体の不自由な方、妊娠中や小さな子供連れなどを先に飛行機に案内する優先搭乗が始まります。エコノミーなど一般の人は最後です。なお、一般搭乗でも後部座席や窓側のお客様から先にご案内しますとスムーズに登場するための順番がある場合もあるので、案内に注意しましょう。
チェックインカウンターは、大手は比較的スペースも広く目立つところにあるので迷わないと思いますが、格安航空会社などは端の目立たないところや少し離れた場所にあることも多いです。
また、年末年始やお盆、ゴールデンウィークなど皆が移動する時期は空港内も混雑します。チェックインや荷物を預けたり、保安検査場が予想以上に長蛇の列で混雑している場合があります。
基本的には、○分前までに搭乗ゲートへなど記載されていますが、その時間ギリギリに行くと長蛇の列で間に合わないと焦ることもあります。
搭乗時間まで自由に行動していいですが、混雑状況などに応じて早めの行動をしましょう。