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蚊が発生する時期は?北海道にいる蚊「ヌカカ」の特徴と日本の蚊

2018.3.29

「北海道には蚊がいない」というイメージを持っている人もいる蚊もしれませんね。ですが、北海道にも厄介な「蚊」はいます。

本州の方に比べると種類は少ないかもしれませんが、刺されると痒くて厄介な症状に悩まされることもあるんです。

北海道に生息している「ヌカカ」の特徴や、発生する時期についてまとめました。北海道にお住まいの方や北海道に訪れる予定があるという方はヌカカに注意です!

北海道で蚊が飛び始める時期は夏!

北海道は夏の気温もそれほど高くならないため、本州に比べると過ごしやすいと思うかもしれませんね。

ですが、北海道にはとっても広大な大自然があります。

だからこそ多いのが「虫」。
蛾や毛虫、ぶよなどの虫がたくさん発生してしまいます。

特に注意が必要なのが「ヌカカ」という虫で、とっても小さな蚊なのですが、刺されるととっても厄介です。

北海道の蚊、ヌカカの特徴

ヌカカは体長1㎜ほどのとっても小さい羽虫です。

蚊ではなく、ハエの仲間なんですよ!

肌がちくんと痛んで痛痒い感じがしたなら、その犯人はヌカカかもしれません。

目を凝らしてみてみないとわかりませんが、お尻の方にとっても小さい針の方なものが付いています。

ヌカカは日本各地に生息しているようですが、道東の海岸部辺りでは夏になるとヌカカがたくさん発生しています。

蚊の時期は気を付けて!北海道にいる「ヌカカ」

ヌカカを漢字で書くと「糠蚊」という漢字になります。

この漢字を見ても分かるように、体調が1㎜程度しかないとっても小さな吸血害虫になります。

体長が小さいうえに、飛んでいる時の羽音もしないので、ヌカカが近くにいてもなかなか気が付くことは出来ません。

ヌカカに刺された場合でも、ブヨのように皮膚が噛みちぎられる訳ではないので痛みを感じることもありません。

ヌカカを知らないという人もたくさんいるため、見つけた場合でも、その虫が刺すなんて思わない人の方が多いかもしれませんね!

ヌカカに刺されてしまったことに気が付くのは、痒みが出てからになると思います。

このため、何か所も刺されてしまうということもよくある話です。

ヌカカは集団で行動する習性があるため、同時に何か所も刺されてしまうということもあります。

蚊だけじゃない!夏の時期はブヨにも注意な北海道

北海道で虫刺されの被害が多くなるのは、7月の中旬から9月頃にかけてになります。

実際にどんな虫の被害があるのかというと、まずは「蚊」です。

ブーンという羽音を立てて飛んできて、腕などにとまって吸血します。

動きが遅いので見つけてやっつけることも出来ますが、刺されると痒みを伴うのでやっぱり迷惑でしょう。症状は3日ほどで良くなるでしょう。

他にも厄介なのがブヨ。
小さいハエのようなものといえばわかりやすいでしょうか。

刺されるとチクッとした痛みを感じ、刺されたところが点状に出血してきます。

他にも、ヌカカという厄介な害虫もいます。
ヌカカはとっても小さい虫なので、人を指すとは思わない人の方が多いのではないでしょうか。

時には100箇所以上刺されてしまうということもある厄介な虫です。

蚊といえば「ヒトスジシマカ」

「蚊」と言われて思い浮かべるのが「ヒトスジシマカ」ではないでしょうか。

ヤブカに属している蚊で、体長は4.5ミリほどの蚊になります。

身体の色は黒く、背中の真ん中に白い縦線が1本あります。
脚も島状になっているという特徴があります。

ヒトスジシマカは冬の寒さに弱く、最も北でも岩手県までしか生息していないといわれています。

沖縄から岩手県までが生息している地域です。

ですが、最近は暖冬の影響から生息している地域が北上してくるのではないかという考えがあり、秋田県や青森県での目撃情報も確認されています。

日中の草むらや公園などにいて、人が来たところを狙って吸血します。

気温が25度~30度くらいのところで育つという特徴があり、水の溜まった受け皿などに発生しやすいので、そういったものは撤去すると発生を予防することが出来ます。

基本的には水がある場所だと十分に繁殖できてしまうようです。

成虫になるのは5月~10月。
成虫になってからは、40日程度生きるといわれています。

冬には卵の状態で越冬します。

蚊に刺されると強い痒みに悩まされるようになりますので、虫刺され対策はしっかりと行うようにしましょう。

家の中にいる「イエカ」にも注意しよう

家の中には「イエカ」という蚊も存在しています。

イエカは夜行性で、一番活動が活発化している時の寿命は水辺で産卵された場合は1日程度で羽化し、羽化した後は1週間ほどで脱皮します。

脱皮を繰り返していくと成虫になり、成虫になった後は餌が豊富にある場所に生息している場合だと1ヶ月程度生きるといわれています。

普通の生活環境の中で生きている場合ですと、約3週間ほどの寿命だといわれています。

イエカは成虫になると植物の蜜などを主食にして生活をし、卵を産むメスは産卵の吸血するようになります。

吸血した瞬間に卵巣が発達し、それから数日で卵を産むようになります。

産卵が終った後は、再度吸血できるものを探しに行き、成虫になったメスは一生で5回前後の産卵をすると言われています。

この記事の編集者

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