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ピアスの穴のトラブルで多い臭いと白い液…その原因を解析!

2018.2.12

今や女性のファッションには欠かせないピアスですが、ピアスの穴に関するトラブルも多くなっています。

その中でも多いのは「臭いがする。」「白い液のようなものが出る。」この2つのようですが、その原因は何なのでしょうか?自分で処置することは可能?それとも病院へ行くべき?

正しい方法で早期治療!ピアスの穴の気になる臭いと白い液の原因と処置方法について説明します。

ピアスの穴の気になる臭いと白い液・・・その正体とは?

ピアスの穴が臭い原因

顔をそむけたくなる臭さや、酸っぱい臭い、膿臭いものまで色々あります。この大きな原因はピアス穴の内側に老廃物が溜まって雑菌が繁殖するからです。

汚い手で触ったり、ピアス穴を消毒していなかったり、ピアスをつけっぱなしにしている場合になることが多いです。臭いだけなら軽度なのでしばらく洗い、その後もこまめにキレイにすることで解決します。

しかし腫れや痛み、体液がある場合は皮膚科に受診する必要がありますので注意が必要です。

ピアスの穴から白い液

白い液の原因は2つ考えられます。皮脂が混ざっている体液か化膿したアテロームであると考えられます。アテロームの場合ピアスホールに雑菌や皮脂がたまることで皮膚の下に雑菌が溜まって出来る腫瘍になります。

化膿した膿が白い液の正体は、腫れや痛みがある重度な問題です。軽いなら自分で治療して治りますが、悪くなりすぎると手術しないといけない場合もあります。

ピアスの穴から白いカス

白い液や耳や外した時にピアスについている白いカス。これは体方出た皮脂の塊。皮脂とは体から出た老廃物の1つです。ピアスホールをきちんと洗っていないと皮脂だけではなく、汗や垢、シャンプーなどが溜まり白いカスとなります。汚れが溜まりやすいので手入れはきちんとしましょう。

ピアスの穴の臭いや白いかたまり・・・そのお手入れの方法とは?

普通に洗うだけで充分です。意識して洗うのがいいです。一度気になると洗うだけでは気になるのでピアスホールにも使える、耳たぶ用消毒ジェルや液がドラックストアで売っています。

市販の怪我に使う消毒液の場合は、ホールや耳たぶには強すぎるので注意が必要です。

穴を開けてまだ1年経っていない人は、皮膚が安定してない場合もあるので洗うよりも専用のジェルや液がいいです。ピアスの除菌も忘れずに。ピアスホールをきちんと合わってもそこに入れるピアスの芯が汚くては意味がありません。出来れば使い終わった後は芯を除菌しましょう。除菌はエタノールをコットンやテイッシュに含ませて拭きましょう。

ピアスの穴から臭いや白い液が出たら、病院へ行くべき?

ピアス穴の細菌感染

細菌感染=傷口から細菌が体の中に入って来て、細菌に感染した状態になることを言います。

細菌感染のピアストラブルで次のような症状が出ます。

原因

ピアスを付けた時に出来た傷から細菌の感染

化膿しているのにピアスを付ける

症状

ピアス穴の周りが赤く腫れる

白や黄色の濁った液が出る

かゆみや痛み

ピアスによるケロイド

ケロイド=傷の一種

赤くなったり硬くなったりした傷がケロイド。ケロイドは普通の傷と違い治る事はありません。
ケロイドのピアストラブル

原因

耳たぶにはケロイドが出来やすい

体にケロイドがあるとピアスホールを開けると高い確率で出る

症状

皮膚が赤く盛り上がって硬くなる

痛みやかゆみがでる

ピアスの穴から黄色っぽい液体が出ている場合の処置方法

ピアスホールにかゆみや黄色い液が出ている場合は注意が必要です。そのままピアスをしていると悪化してしまうこともあります。

黄色っぽい液は体液です。ピアスを付ける時にピアスホールの皮膚が傷がつき起こります。清潔な状態にすることで化膿することを布瀬義、皮膚が自然に回復するのを待ちます。ピアスの付け外しでさらに刺激を与えることもあるので、刺激の少ないチタン又はシリコンの医療用ファーストピアスにする事をお勧めします。

この時に注意が必要なのが消毒液です。化膿しないようにと消毒液を使いたくなりますが逆効果になります。

前はピアスをしたらしばらくは患部を消毒するようにと言われてましたが、最近はピアスホールがしっかり出来上がっていない、又は仲の皮膚が傷が付いている場合での消毒は効果がなく有害です。

金属などのピアス素材にアレルギーがある場合も、赤みやかゆみが起こります。このようなアレルギー症状も放っておくとさらにトラブルになります。

流水でよく洗いましょう耳を清潔にしましょう。それでも症状が良くならない場合は早めに病院を受診しましょう。

ピアスの穴から膿が出ている場合は正しく対処しよう

膿が出ている時、化膿の状態によって処置が変わってきます。自分の症状にあった対処法をしましょう。処置をする前にしておく注意点があります。

  • 膿は優しく出す
    自然に出てくる膿は清潔なガーゼやティッシュでふき取りましょう。出来るだけ早く取り出すようにしましょう。すぐに出てきそうな膿はティッシュなどで抑えて出すようにしまよう。無理やり出すと、周りの組織にも傷がついてしまったり炎症を悪化させてしまう場合もあります。
  • 消毒液を使用したケアはダメ
    化膿している場合でも毎日のホールの洗浄ケアはします。ケアの方法が間違っていると膿の対策をしてる場合でも、悪化してしまうこともあります。
    やってしまいがちな間違っているケアは、消毒液を使った方法です。消毒液を使うと傷口が治るまでに必要なもの菌までも失ってしまいます。アルコール成分は刺激が強くかぶれたりすることもあります。

この記事の編集者

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