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ニートの息子への対応を苦慮されている親御さんへ

2018.2.6

ニートの息子への対応に苦慮している親御さんはたくさんいらっしゃると思います。
解決の糸口が見つけられないまま、苦しい思いをしているのは、親だけではありません。
子供も苦しんでいます。

子供はいきなりニートになったわけではありません。
産まれた時からの積み重ねがあり、現在に至るのです。

長い時間をかけて、親として子供を長い時間かけて世の中に出す準備をさせられなかったのです。

第三者の手を借りて出も、早いうちに子供の置かれている状況から、脱出させてあげなくてはいけません。

困っているという割には、何もしていない親としての無責任さを自覚するべきです。

ニートの息子に対してどのような対応をしたらよいのかわからない

たとえ息子がニートだったとしても、親はきちんと親として接していかなければなりません。しっかりとした親子関係が大切になります。

親は子供にとって「親」であって、友達や奴隷ではありません。まずは自分がきちんと「親」になっているかどうかを考えなくてはいけません。

 

暴力があれば奴隷になっていると自覚できるのですが、そうでなくてもいつの間にか子供の希望を全て通していて、奴隷となってしまっている可能性もあります。

そして、子供に依存している部分はありませんか?共依存関係になっていると気づきにくくなります。友達関係のようになっていませんか?

 

自分が子供に対してどんな言動をとっているか、振り返ってみましょう。奴隷になっていると感じる場合は支援機関へ、そして友達になっていると感じるのであればまずは子離れするようにしましょう。

それでもニートや引きこもりが続くようであれば、第三者に意見を求めるようにしましょう。

ニートの息子に対してこんな間違った対応を取ってはいませんか?

子育ては子供を守ることだけではなく、一人で生きていけるように支援することも大切なのに、それができていない親が増えていると言われています。それが原因で子供をニートにしてしまうのです。

お母さんが子供を毎朝起こすようにしている・・・こんな親の行動がニートや引きこもりの原因になるのです。

昔は兄弟が多く、親の手がまわらないのがあたりまえでした。そのため、子供自身で自分のことをやらなくてはいけなかったのです。しかし今は少子化の時代。親の目も行き届くので、つい手助けしてしまいます。

 

そんな状態が続くと、子供は自分で問題を解決しようとする力は育たなくなってしまいます。そのため学校や社会で問題が起こり親が助けてくれなくなってしまうと、引きこもってしまうのです。これがニートの始まりです。

 

子どもがニートになりやすいと言われる家庭環境には特徴があります。例えば比較的裕福な家庭で、父親もしくは母親の経済的・社会的地位がそれなりに恵まれていると、働かなくてもお金を得ることができる環境で育ってきているため、ニートになりやすいのです。
たとえ子供が転んだとしても、すぐに手を出さず、自分で立ち上がろうとする姿を見守る・・・親にはこんな姿勢も必要なのです。

ニートの息子への対応を第三者へ相談してみる。親としての責任とは。

ニートや引きこもりな子供の親にはある特徴が見られると言われています。

まず母親。

 

まじめで人に迷惑をかけるのを好まないタイプで、頑張り屋さん。
甘えることをせずに育ってきたため、遠慮がちなタイプ。人にものを頼むことも甘えたりすることも苦手。
心配性で口うるさい。子どもに対して支配的になりやすい。

 

そして父親は

父親自身も自分の父親との接触が少なかったため、どのように子供と向き合っていけばよいのかわからない。

几帳面で真面目な性格で仕事人間。
家族で一緒に出掛ける機会が少ない。

あくまでも一例ですが、こんな特徴があるようです。

 

ニートや引きこもりの問題は長期化となるケースが多くなります。子供がなぜ引きこもっているのか、その理由をまず調べましょう。それをしないでいると、引きこもりやニートを黙認していることになり、一向に解決できません。

親の方が長い人生を歩んできています。子供が自立するために何ができるかを考えてあげましょう。

子育てで大切なのは、勉強を教えることではなく、責任感を教えること

自分の子供をどう育てたいですが?「優しい子供になってほしい。」「頭の良い子供になってほしい。」「いろいろな運動をさせて、健康に育ってほしい。」などいろいろあるでしょうが、大切なのは責任感を覚えさせることです。

 

責任感とはどういうことか・・・そんなに難しいことではありません。自分のことは自分で考える、誰かを傷つけたら謝る、など当たり前なことを子供に教えてあげるのです。実はこれができていない子供が多いのです。

 

責任感のない人は、プライドばかりの人間になってしまい謝らなくなってしまいます。自分のプライドを守るために、自分が悪い時でも謝ることができず、相手を和解することができません。

親が間違って育ててしまうと、プライドが高くなり、失敗することを恐れ、無気力な人間になってしまいます。そして人間関係を排除するようになり「ニート」となってしまうのです。

「ニート」となって引きこもっていれば、プライドが傷つくこともありません。何かあっても「親が教えてくれなかった、自分のせいではない。」と言い訳するようになってしまうのです。

ニートの息子の心の叫び

不登校、引きこもり、ニート・・・子供がそんな状態だと親としては「学校に行けるようになるのはいつ?」「仕事はいつからするの?」とつい言ってしまっているのではないでしょうか?

しかし、子供だって辛い思いをしています。「自分はいつになったら学校へ行くことができるようになるのか?」「いつ仕事ができるようになるのか?」いつもそうやって自問自答しているのです。

 

だからそんな時に上記のように言われると「こっちが聞きたいよ!」と言い返したくなっています。

子供は不安な気持ちのまま毎日過ごしています。解決の糸口が見つからないまま悩み続けているのです。

子供だって親が心配してくれているのはわかっています。しかし、それは本当に子供のためなのか、親としても自分の不安を子供に押し付けているのではないかとも感じています。

親の不安な気持ちを子供にぶつけられてもこっちも困る・・・それが子供の本音なのかもしれません。

この記事の編集者

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