父子家庭の息子や娘はどんな性格に育つ?片親の子の特徴とは
2018.1.15
父子家庭で育った息子や娘というのは、どのような性格や特徴があるのでしょうか?
母子家庭とは何か違いがあるの?
片親だからと言って心配する必要はありません!大切なのは、愛情たっぷりに育ててあげることですよ。
この記事の目次
父子家庭に育った息子の性格や特徴とは
何らかの理由で、父子家庭になり子供を引き取り育てる場合、父子家庭に育った息子の性格や特徴はあるのでしょうか?
その性格や特徴について調べてみました。
まず父親が仕事をしますから、仕事と子育ての両立が大変で忙しく子供に手が回らないと言ったことが考えられます。
帰りが遅い仕事だと、子供とのコミュニケーションをとることができず、子供が学校に遅刻をする、提出物などの期限を守ることができないといった習慣が身についてしまいます。
なので、それが当たり前と思う性格にもなってしまい周りからだらしない性格と思われてしまいがちです。
そういったことにならないようにするためには毎日少しの時間でも、親子の会話をする事です。愛情不足にもならずにすみます。また期限を守って生活するなど、ルーティンを作るようにし、ある程度の規則を遵守しながら生活する必要があります。
父子家庭の息子は、おとなしい性格になるケースも
父子家庭の子供の特徴として細かくあげると、我慢強く心を開かずまじめで自立心があるといった性格の子が多いと耳にします。
父子家庭の子供と母子家庭の子供とは、どんなことが違うのでしょうか?
母子家庭の場合は、母親がいますから子供としてはまだ甘えられるし、わがままも言えるといったところでしょうか。
父子家庭の場合においては父親は仕事があるので、家事や育児にも母親のように時間は取れないし、手をかけてあげれないことが多いため、どうしても子供は我慢しなければならないと思ってしまうようです。
父親に甘えられない分、自分のことは自分でする意識が芽生え、特に女の子の場合は家事も自分がやらなきゃという責任感も出てくるでしょう。
しかし母子家庭の場合は、甘えた気持ちが強く反抗的になることが多く、非行に走ったりというケースもよく聞く話です。
ですが父子家庭の場合は、父親に迷惑をかけたくないと思うのか、父親に甘えても仕方ないと思うのか大人しいといった子供の傾向が多く、甘えられない子供が多いのかもしれません。
父子家庭も母子家庭もどちらも、一人親には変わりはないので、子供の特徴も差はないと思われますが、こういったことが見られる傾向があるようです。
性格は良い子?息子が結婚相手に父子家庭で育った娘を連れてきた場合の対応
息子さんが結婚相手に父子家庭で育った娘さんと結婚をしたいと言う時には、両親がきちんと揃っている家庭の親御さんは戸惑うことがあるのでしょうか?
しかし、父子家庭で育ったからと言って、何かが決定的に違うわけではありません。
ですが、悲しいことに片親だと十分に愛情が行き届いていないから、結婚相手にするのは良くないといった言説も残念ながらあるようです。
もし男性が父子家庭で育った娘さんと結婚をしたいと考えているのであれば、自分の両親がそのような偏見がないかを、紹介する前に話し合っておくべきです。
また男性のご両親は息子さんが選んだ人を見守ってあげるのも、親としての器が試される時でもあるかと思います。
父子家庭で育った女性は、家事などをきちんとこなしそれが当たり前になっていることが多く、褒められることはなかなかありません。
なので、どんなに些細なことでも褒めてあげ、感謝の気持ちを伝えるようにし、自分だけが甘えてばかりではなく、時には甘えさせてあげるようにすると、お互いの気持ちが上手く通じ合いよりよい恋人関係や夫婦関係を築いていくことができるでしょう。
父子家庭に育った娘の場合の性格とは・・
父子家庭で育った20代後半の、女性です。
周りに父子家庭の知り合いや友人がいないので、両親が揃っている家庭とどんな違いがあるのかは、わかりませんが、我が家は三姉妹なので、それぞれの性格と特徴をご紹介していきたいと思います。
◆父子家庭で育った長女
文句を言うことなく、家事と妹の面倒はよく見るし、しっかりもの。
なんだかお母さんみたいです。
一言で性格を言うのであれば、精神面が強いです。
◆父子家庭で育った次女
長女と比べると全く真逆な性格で周りに迷惑もかけるタイプ。
性格は、どうしようもない面もあるけど、不思議と周りから愛される感じです。
◆父子家庭で育った三女(私)
やはり末っ子なので、人に頼ったり甘えたりはお姉ちゃんと比べると上手だと思います。
性格は、長女と次女の中間だと思います。
3人に共通してできることと言えば、全員家事は一通りこなせることでしょうか。
父子家庭だから、両親がそろっているかといって性格が決まるものではなく、育った環境によって性格は変わるものだと思うので、父子家庭だからこういう性格とは限らないと思います。
父子家庭と母子家庭では、金銭的な苦労はあまり変わらない
金銭面を考えると、父子家庭の方が母子家庭に比べると、かなりゆとりがあるように感じることが多いかと思いますが、それはある一部に限ってのことと言えます。
その理由は、やはり子供が小さなうちは、寂しい思いをさせてまでも残業や長期の出張などはしない人が多いからです。また夜の飲み会など、上司との付き合いなども、断ことが多くなるでしょう。
同期世代の人が確実に出世していくなかで、それを断念せざるを得ない状況となるため、収入アップにはなかなか繋がらないことが多いでしょう。
なので、そう考えると父子家庭と母子家庭とでは、金銭的な苦労は、それほど変わないことも多いのです。
もし父親の方が子育てに一生懸命頑張る人であれば、母子家庭と同じく金銭的な苦労を背負う可能性だって十分に考えられるのです。